格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

TONE(トーンモバイル)の口コミ評価

基本情報

TONE(トーンモバイル)の基本情報
サービス名 TONE(トーンモバイル)
運営会社 トーンモバイル株式会社
回線 ドコモ回線のみ
データプラン 無制限(500~600kbps)
月額料金 データ専用 : 1,000円/月~
SMSオプション : +100円/月
090音声オプション : +953円/月
最低利用期間 2年
違約金 最低利用期間未満の解約等で9,800円の違約金発生
6ヶ月以内にMNP転出するとMNP転出手数料9,800円が発生するが、
その際は違約金は免除となる
通話料金 ・090通話オプション
18円/30秒
・IP電話かけ放題オプション
13円/3分(固定電話)
21円/1分(携帯電話・PHS)
かけ放題
オプション
IP電話かけ放題オプション(500円/月) : IP電話で10分まで無料
090通話オプションはかけ放題なし
通信速度 通常時 : 500~500kbps
高速チケット購入時 : 不明(「その時に利用できる最大の速度」との記載のみ)
通信速度の
制御
高速チケット購入時のみ、高速通信が可能
速度制限 300MB/3日
データ容量の
繰り越し
通常時は無制限なので繰り越しという考え方がない
高速チケットは購入日から31日間有効
データ容量の
追加
高速チケット : 300円/1GB(31日間に2回まで購入できる)
SIMカードの
追加
不可
支払い方法 クレジットカードまたは口座振替(引き落とし)
年齢制限 未成年は親権者の同意が必要

トーンモバイルのここがおすすめ

  • キャッシュバックがある
  • 子供やお年寄りがスマホを持つのに適した機能が多数あり、しかも無料
  • 通信速度がまあまあ速い(500~600kbps)
  • Tポイントが貯まる
  • 口座振替で契約できる(実店舗のみ)
  • サポートが大手キャリア並に手厚い

トーンモバイルのここが微妙

  • SIMカードと端末とのセット購入が必須(後述の通り、選択肢は実質1機種のみ)
  • 子供とお年寄り以外は他社の格安SIMの方が使いやすい
  • 最低利用期間が2年とかなり長い(自動更新はない)

料金

トーンモバイルの料金体系は非常にシンプルでたったの1つしかありません。

機能 月額料金 通信速度 最低利用期間
データ通信のみ
(高速通信なし・無制限)
1,000円/月 500~600kbps 2年

基本料金1,000円/月で500~600kbpsのデータ通信のみを行うことができ、必要に応じて後述のオプションでSMS機能や音声通話機能を追加していく、という利用方法なので非常に分かりやすい内容となっています。

回線はドコモ回線を使用しています。

各オプション

IP電話かけ放題オプション

IP電話が使えるようになるオプションで、月額700円(201年4月までの申し込みで、2017年12月まで月額500円)です。

10分以内の国内通話が無料であり、それ以降は

  • トーンモバイルのIP電話宛 : 無料
  • 無料通話先プロバイダー(IP電話)宛 : 無料
  • 有料通話先プロバイダー(IP電話)宛 : 13円/3分
  • 国内の固定電話宛 : 13円/3分
  • 国内の携帯電話・PHS宛 : 21円/1分

という感じで090音声オプション(18円/3分)よりも安価な通話料で電話をかけることが可能となります。

発信先がIP電話の場合は無料となる場合と有料となる場合があるのでトーンモバイルのHPで要確認です(無料になる発信先の一覧表が掲載されています)。

ただ、通話料を安価に抑えるという点では非常に便利なのですが、IP電話は緊急通報(110や119など)ができないこと、トーンモバイルは子供やお年寄りに持たせる格安スマホであることを考えるとIP電話オプションはなくても良いのではないかと思います(詳細は後述)。

SMSオプション

電話番号を利用してメッセージをやりとりするためのオプションで、月額100円で使えます。

他社の格安SIMのSMS機能は150円前後であることが多いので割安でお得感があると思います。

最近のスマホアプリは本人確認のためにSMS認証を行う機会が多いため、とりあえず加入しておいた方が良いです。

少なくとも、LINEを使う予定があるなら必須です。

090音声オプション

090・080・070の電話番号を持つことができるオプションで、月額953円で使えます。

トーンモバイルの用途は子供やお年寄りに持たせることですので、万が一の際に緊急通報(110や119など)を使うために必ず加入すべきオプションです。

通話料は18円/30秒と高価ですので、通話料を一般的な格安SIMの半額(10円/30秒)にできる楽天でんわまたはG-Callを必ず導入しましょう(楽天でんわとG-Callの違いについてはこちら)。

IP電話には不可能は緊急通報(110や119)ができることは極めて重要ですので090音声オプションには必ず加入すべきだと思います。

高速チケットオプション

トーンモバイルの通信速度は500~600kbpsですので、普通に考えればYoutubeなどを問題なく見ることができるはずです(ただし、高画質を除く)。

しかし、トーンモバイルでYoutubeを開いてもまともに再生することはできません(Youtubeにその様子を検証する動画がアップされています)。

これは予想ですが、おそらく一時的に通信速度を落とすなどして再生できないようにしているのだと思われます。

そのときに使うのが、高速チケットオプションです。

いわゆる「高速データ通信容量の購入」であり、1GBを300円で購入することができます。

トーンモバイルではYoutube等を閲覧するときにはこの高速チケットオプションの活用が必須となります。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)や他社の格安SIMを使っている人からすると非常に面倒な仕組みなのですが、トーンモバイルが子供用の格安スマホであることを考えると、動画の見過ぎなどを防ぐ手段としては高速チケットの購入が必須であるこの仕組は非常に使い勝手が良いのではないでしょうか。

また、トーンモバイルの趣旨からして頻繁に購入するものではありませんので価格が非常に安いという点も嬉しいです(他社の格安SIMだと普通は100MBで100~200円くらい)。

安心オプション

  • 端末の故障・盗難時の端末交換サービス
  • 全国約63,000ヶ所のWi-Fiスポットへ接続できる

の2つがセットになったオプションで、月額500円で使えます。

加入すると1年に2回までは無料で新品の端末への交換が受けられる(諸条件あり)ため、活発な子供に持たせるときには加入しておいた方が良いかもしれません。

一方、Wi-Fiスポットへの接続はお年寄りには不要だと思いますし、使いすぎを防ぐという観点からは子供に適しているとは言えません(Wi-Fiスポットに長時間たむろされても困る)。

なぜ端末交換オプションとWi-Fi接続オプションをひとまとめにして提供しているのかはよく分かりません。

TONEファミリーオプション

Webサイトのフィルタリング・現在地確認・歩きスマホの制限・スマホを使用できる時間帯の設定といった子供に持たせる際に有用な機能と、遠隔操作・健康管理用アプリなどお年寄りに持たせる際に有用な機能を使うことができるオプションで、完全無料で使うことができます。

トーンモバイルの目玉とも言えるオプションです。

一般的な格安SIMとしてトーンモバイルを評価するとプランもセット購入端末も選択肢が少なくて残念な格安SIM(スマホ)だと言わざるを得ません。

しかし、TONEファミリーオプションがあることによって子供・お年寄りに最適という他社(格安SIMだけでなく大手キャリアも含む)にはない強みを持つことに成功しており、トーンモバイルはしっかりと差別化ができた優秀な格安SIM(スマホ)になっています。

詳細は後述の通りですが、TONEファミリーオプション目当てにトーンモバイルと契約するのは良い選択だと思います。

メリット

料金プランがシンプルで分かりやすい

一般的に格安SIMの料金プランは単純明快で分かりやすいことが売りなのですが、トーンモバイルはその中でも群を抜いて分かりやすいです。

基本は月額料金1,000円でデータ通信のみで、その上にSMS機能や音声通話機能など必要なオプションを必要な分だけ載せていくという方法で自分に合うプランを簡単に作ることができるからです。

また、公式サイト自体も格安SIMの中ではかなり見やすい方であり、必要な情報を探しやすいというおかげもあると思います。

TONEファミリーオプションが便利

子供やお年寄りにスマホを持たせるときにあると便利な機能を使える「TONEファミリーオプション」というが非常に便利です。

しかも無料なのが最高です。

TONEファミリーオプションで提供されているいずれの機能も、既存のアプリなどを組み合わせることで実現可能だと思いますがそれには手間と時間がかかってしまいます。

トーンモバイルなら契約をして届いた端末を使えばすぐに全ての機能を使えるため、非常にありがたいです。

子供が初めて持つスマホに最適

子供にスマホを持たせる際に役立つ機能として、

  • フィルタリング : アダルト・出会い系・暴力・違法情報などのサイトは接続不可となる。
  • 居場所確認 : 子供の現在地を確認できる。学校や塾など指定の場所に到着すると親に通知するシステムもある。
  • アプリ制限 : アプリをDLしても、子供の「リクエスト」に対して親が許可するまでは使えない
  • 時間制限 : スマホの利用時間を30分単位で設定できる(22時~翌朝6時までは使用不可など)
  • 歩きスマホ検知 : 歩いている最中にスマホを使えないようにする
  • 伝言 : 親が伝言を送ると、子供が確認するまでスマホ画面にメッセージが表示され続けて他の機能が使えなくなる
  • 高速チケット : 1GB/300円で購入しなければYoutube等の動画を閲覧できない

などが一通り揃っており、難しい設定は必要ありません。

上記の他、禁止サイトにアクセスした回数・利用時間・ジャンルやスマホの使用時間などもチェックすることができるため、スマホの使いすぎを簡単に防ぐことができます。

どのようなさじ加減でスマホを使えば良いのか分からない初めてスマホを持つ子供には最適です。

ただ、子供を管理しすぎるのも良くないと思いますので、実際に上記の機能をどこまで使うのかについては事前に子供と話し合ってルール作りを行う必要があると思います。

お年寄りの健康管理・連絡用に最適

またTONEファミリーオプションはお年寄り向けの機能も充実しています。

  • 遠隔操作 : スマホを遠隔地のパソコンから遠隔操作できる。
  • ライフログ : 歩数・心拍数・消費カロリーなどを記録できる。家族が閲覧することもできる。
  • エアノック : メールやLINEに反応がないときに、スマホからノック音を鳴らすことができる(マナーモード時は振動)

などにより、スマホの使い方のサポートや健康管理などに便利です。

通信速度がまあまあ速い

トーンモバイルの通常時の通信速度は500~600kbpsです。

他社の格安SIMと異なり高速チケット(1GB/300円)を購入しない限り高速データ通信はできませんが、子供・お年寄り向けであるトーンモバイルの用途を考えれば普通に使う分には全く支障がない通信速度だと言えますし、むしろ結構速い方です。

もし、この通信速度が遅いと感じるようであれば、想定している使い方とトーンモバイルの用途が一致していない可能性が高いですので、別の格安SIMを検討することをおすすめします。

なお、300MB/3日という少々厳し目の3日間制限がありますが、普通に通信する分には制限に引っかかることはないため気にする必要はありません。

Tポイントが貯まる

基本プラン・端末代金・通話料・オプション代金などに対して、200円につき1ポイントのTポイントが貯まります。

Tポイントは提携先の店舗が多く、TSTUTAYAを初めホテル・旅行関連・コンビニ・スーパー・百貨店・ドラッグストア・ネットショッピング・ファミレスなど様々な店舗での支払いに使えるため汎用性が高いポイントサービスであり何かと便利です。

一度に貯まるポイント数はあまり多くないかもしれませんが、トーンモバイルを使い続ける限りはずっと貯まり続けることを考えると数ヶ月・1年単位では結構な量になるはずです。

参考 : ポイントや航空マイルが貯まる格安SIM

口座振替で契約できる

多くの格安SIMでは、経費削減のためなのか支払い方法はクレジットカードのみであることが多いです。

しかし、トーンモバイルではクレジットカードでの支払いの他に口座振替(引き落とし)による支払いも選択可能となっています。

フルタイムで勤めている人なら正規・非正規に関わらず簡単にクレジットカードを発行できる(カードによりますが)ので普通に仕事をしている人にとってはどうでも良い話であるとはいえ、専業主婦・学生・自己破産者などのクレジットカードを持つことが難しい人にとっては、トーンモバイルは数少ない救世主だと言えます。

ただし、オンライン経由で申し込みするときにはクレジットカード払いしか選択できないため口座振替希望のときは実店舗で契約しなければなりませんが、対応店舗(TSUTAYAや蔦屋書店)が非常に少ないというデメリットがあります。

もし近所にトーンモバイルを契約できる店舗がなければ結局はクレジットカードで支払うしかありません。

どうしてもクレジットカードを発行できないときは以下のようなデビットカードで契約できる格安SIMを検討してみましょう。

参考 : クレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM

サポートが手厚い

一般的に格安SIM・スマホはサポートがほとんど行われていないのが普通であり、分からないことがあっても全て自分で調べて対応するのが基本です。

事業者側がサポート窓口を用意していることもあるとはいえ、電話が有料だったり、窓口数が少なくてなかなか繋がらなかったりするなどサポート体制が充実しているとはお世辞にも言えません。

そもそも、逐一人に聞かないとスマホを使いこなせないような人は格安SIMを使うべきではないという空気さえ漂っていると思います。

少々厳しい印象を受けるかもしれませんが、月額料金を安くするためにはサービスを削らなければいけませんので、格安SIMとしてはこれがスタンダードなのです。

一方、トーンモバイルはお年寄りをメインターゲットに据えていることもあり、格安SIM・スマホとは思えないほど(大手キャリア並)の手厚いサポート体制が整っています。

電話サポートは完全無料で土日祝日も対応していますし、文字の入力方法・アプリのインストール方法・電話帳の登録方法など、スマホの基本中の基本となるような内容を含めて何を聞いてOKです。

トーンモバイルのスマホに遠隔操作用のアプリがインストールされていることを活かして、オペレーターに遠隔操作で操作方法を教えてもらうこともできます。

これならスマホが少々苦手なお年寄りでも安心してトーンモバイルを持つことができるのではないかなと思います。

その他、

  • 店舗サポート : 実店舗(TSUTAYAや蔦屋書店など)にて対面で使い方を教えてくれる
  • スマホ教室 : スマホの使い方をレクチャーしてくれる(1回90分)

といったサポートもあります(どちらも無料)。

ただ、これらは限られた店舗・場所でしか開催されていないので、正直あまり当てになりません(近くに住んでいたらラッキーという程度)。

従って、サポートは電話がメインになると考えておいた方が良いです。

運営企業が株主が大手なので安心

TONE(トーンモバイル)はトーンモバイル株式会社が運営しています。

  • 設立年月日 : 2015年1月16日
  • 資本金 : 10億2300万円

TONE(トーンモバイル)の販売のために設立されたばかりの企業ですが、株主はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(筆頭株主)とフリービット株式会社ですので、身元はハッキリとしています(株主はどちらも東証一部上場)。

TONE(トーンモバイル)が「TSUTAYAのスマホ」として大々的に売りに出されているのは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社がTSUTAYAや蔦屋書店などの運営・フランチャイズを手掛けていることに由来しています。

「TSUTAYAに格安SIM・スマホの運営なんてできる?」と不安に思うかもしれませんが、もう一方の株主であるフリービット株式会社は事業としてインターネットサービスプロバイダなどネットワーク関連のサービスを手がけていますし、子会社の株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)はDTI SIMを運営していますのでノウハウや経験が蓄積されていると言えます。

故に、トーンモバイル株式会社は企業としての信頼性・技術力には全く問題がありませんので、安心・安全な格安SIMを使いたいならTONE(トーンモバイル)は最適な選択肢のうちの一つであると言えます。

デメリット

SIMと端末のセット購入が必須

SIMカード単体での購入はできないため、必ず端末とのセット購入が必要となります。

とはいえ、トーンモバイルは子供・お年寄りにターゲットを絞った格安スマホであり、色々な機能(詳しくは先述)の実現のために専用アプリのインストールや特別な設定が必要であるため、端末とセットで購入しなければならないというのはある意味当然と言えます。

SIMと端末のセット購入が必須であることは一般的な格安SIMとしてはデメリットなのですが、そのような事情のあるトーンモバイルを利用したいなら仕方ありません。

TONE m14は買ってはダメ

端末は2種類の機種(TONE m14・TONE m15)から選ぶことになりますが、m14は絶対に購入してはいけません。

TONE m14とTONE m15のスペック
スペック TONE m14 TONE m15
寸法 高さ:151mm
幅:77.5mm
厚さ:9.5mm
高さ:147.9mm
幅:74.5mm
厚さ:8.6mm
重さ 189g 165g
ディスプレイ 960×540ピクセル
5.5インチ液晶
1280×720ピクセル
5.5インチ液晶
カメラ 背面800万画素
前面200万画素
1080p動画撮影対応
背面1300万画素
前面500万画素
1080p動画撮影対応
OS Android(TM) 4.2.2
Google Play(TM)搭載
Android 5.1(TM)
Google Play(TM)搭載
CPU クアッドコア 1.3GHz MediaTek MT6735
(64bit 1.3GHz クアッドコア)
ストレージ 内蔵4GB(ユーザー領域2GB)
外部記憶領域 micro SDカード(最大32GB)
内蔵16GB
外部記憶領域 microSDカード(最大32GB)
メモリ RAM 1GB RAM 2GB

理由は、m14のOSであるAndroid 4.2.2があまりにも古すぎるからです。

2016年12月現在、Androidの最新版は7.0であり、既に7.0が配信されているスマホは世の中に沢山あります。

また、現在販売中のスマホは6.0が主流、普通は最低でも5.0以上なので、m14の4.2.2というのは古すぎてもはや骨董品のレベルです。

※参考までに、私が2012年の12月末に購入したスマホがAndroid 4.0で、その後わりとすぐに4.2.2にアップデートしました(要するに4.2.2は4年前のOSです)。

百歩譲って現時点で4.2.2を使っている人はまだいると思いますが、トーンモバイルは最低でも2年間は使い続ける必要がある(最低利用期間が2年である)ことを考えると、半年後・1年後・2年後には確実に化石レベルの古さになってしまいます。

OSは古くなればなるほど脆弱性などOSの穴を突かれやすくなりセキュリティ的な危険性が大きくなりますので、m14は選択肢にはなり得ないのです。

その他、OSの古さに比べれば些細な問題ではあるものの、画面の解像度が低いとか内蔵ストレージやメモリが少ないなどもダメ押しとなります。

なお、もう一方のm15は、OSはAndroid5.1なので許容範囲(2年後はちょっと不安ですが)ですし、解像度・内蔵ストレージ・メモリのスペック的にも悪くないと思います。

ターゲットが限られている

ここまで何度も繰り返し延べてきましたが、トーンモバイルは子供もしくはお年寄りが持つためのスマホでありそのための機能が多数登載されているため、逆言えば子供とお年寄り以外の人には不要な機能が多い格安SIM・スマホとなっています。

SNSやYoutube等を頻繁に見るなど、一般的なスマホの使い方をするような人は間違ってもトーンモバイルを使ってはいけません。

月額1,000円は言い過ぎ

トーンモバイルは月額1,000円から使える格安スマホであることが売りであり、公式サイトにも大きくそのような表記がなされています。

しかし、

  • 月額1,000円というのはあくまでもデータ通信のみ場合
  • SMSや090音声オプションを付けるとその分だけ月額料金が加算される
  • メインターゲットは子供やお年寄りなので最低でも090音声オプションは必須(緊急通報のため)
  • 090音声オプションが不要でも、IP電話かけ放題オプションくらいは付けるはず

といった点を考慮すると、少なくとも月額1,000円でトーンモバイルを利用するようなユーザーは極めて稀(データ通信のみで済むような使い方をする人はスマホや格安SIMに詳しい可能性が高く、トーンモバイルではなく自分で他の格安SIMを選ぶため)であり、現実を適切に表現しているとは言い難いです。

子供やお年寄りに持たせるなら090音声オプション(月額953円)は欲しいので実際には月額1,953円、IP電話かけ放題オプション(月額500円)だけだとしても月額1,500円はかかります。

IP電話かけ放題オプションは必要か?

IP電話かけ放題オプションは月額500円でIP電話を利用して10分かけ放題の通話ができ、10分以降の通話料も格安(固定電話 : 13円/3分、携帯・PHS : 21円/1分)であるため、便利なオプションです。

しかし、トーンモバイルが子供やお年寄りに持たせるスマホであることを考えると、万が一の際に緊急通報(110や119など)ができないIP電話だと困るので結局は普通の電話(090音声オプション)も必要となってしまいます。

その上で、

  • 普段の通話はIP電話で通話料を格安に抑える
  • 緊急時のみ、IP電話ではなく普通の電話を使う

という使い分けができれば良いのですが、どちらも一見すると同じ「電話」なので、トーンモバイルを使うようなスマホに疎いお年寄りにそのような使い分けができるとは思えません(使い分けをすぐに理解できるくらい詳しい人なら、そもそもトーンモバイルではなく一般的な格安SIMの方がオススメ)。

また、子供は覚えが早いのできちんと親が教えれば使い分けの理由などを理解できるとは思いますが、基本的に緊急通報をする機会はほとんどない(大人でも緊急通報したことがない人は多いはず)ので、いざというときパニックにならずに咄嗟に普通の電話を使えるかどうかは少々疑問です。

従って、安全策を取るなら普段の通話料が多少高くなるのを覚悟の上で、IP電話ではなく普通の電話(090音声オプション)一本に絞って契約した方が良いのではないでしょうか。

もしくは、

  • 家族とやりとりするとき : LINE(通話機能を使う)
  • 緊急通報するとき : 普通の電話

という感じで普段は電話ではない通信アプリを使うようにすればIP電話と普通の電話のような混同が発生しにくく、しかも通話料も抑えることができると思います。

ということで、IP電話の必要性については契約前にしっかりと検討するようにしましょう。

最低利用期間が2年

一般的な格安SIMの最低利用期間は6ヶ月~1年程度ですが、トーンモバイルは2年なのでかなり長いです。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のような自動更新こそありませんが、2年以内に解約すると違約金として9,800円がかかってしまいます。

他社の格安SIMと異なりデータ通信のみの契約の場合でも違約金が発生することには注意が必要です(データ通信のみで使う人はいないと思いますが)。

なお、6ヶ月以内にMNP転出するとMNP転出手数料として9,800円がかかりますが、そのときは違約金の9,800円は免除となるため支出の総額は違約金を支払って解約する場合と変わりありません。

2018/02/07