格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

格安SIM・スマホのおすすめの選び方とは?

格安SIMは自社で回線設備を持つ必要がなく参入するための敷居が低いことから、近年ものすごい勢いで数が増えています。

正確な数は分かりませんが、格安SIM事業を手掛けている企業は100社を超えるとも言われているくらいです。

当サイトでは大手企業が運営している有名かつサービスの質が高い格安SIMを中心に評価を行っているものの、それでも30社を超えてしまっているくらいです。

このように数多く存在する格安SIMの中から自分に合ったものを選ぶのはものすごい時間と労力がかかってしまいますので、格安SIMを選ぶときは

  • 自分はどのようにスマホを使いたいのか?
  • この機能だけは優先したい、絶対に欲しい

といった用途や目的から絞っていくのが効率的でおすすめです。

当記事では選択基準ごとに格安SIMを分類していますので、格安SIM選びの際の参考になると思います。

なお、契約したい格安SIMが決まった後は実際に乗り換え手続きを行うことになりますが、その手順については以下の記事で詳細に解説しています。

目的別の格安SIM

iPhoneを使いたい

iPhoneは、見た目が格好良い・操作が簡単で使いやすい・多くの人が使っている・ケースなどのアクセサリが充実しているという理由から、広く普及しています。

もちろん格安SIMでもiPhoneを使うことができ、しかも大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比べると2年間で約7万円も節約できます。

なお、iPhoneをセット購入できる格安SIMもいくつかありますが、セット購入はおすすめできませんのでアップルストアやアップルの代理店で購入することを強く推奨します。

Androidを使いたい

Androidのスマホは非常に種類が多く、低価格で購入できる入門用の機種から高価格でハイスペックな機種まで多種多様です。

従って、自分の好み・使い方に合う機種を必ず見つけられるというメリットがあります。

特に、「普通に使える安価なスマホ」や「とにかく安いスマホ」はAndroidの得意分野であり、機種にもよりますが大手キャリアと比べると2年間で約10万円も節約できます。

高速通信データ容量

格安SIMを選ぶときの一番分かりやすい基準が高速通信可能なデータ容量です。

これは、スマホではほとんど電話しか使わない、基本的な機能は一通り使う、スマホでゲームをする機会が多い、高画質の動画をたくさん見たい、などの目的がハッキリしていれば必要なデータ容量を選びやすいからだと思われます。

「初めてスマホを持つからどのくらい必要なのか分からない。」という場合は、現在の格安SIMで最もスタンダードなデータ容量である3GB/月のプランを選ぶのが良いと思います。

また、快適な高速通信を行うためには速度制限や初速バースト転送機能の有無、データ繰り越しや速度切り替えが可能かどうかも重要ですので、合わせて以下の記事も参考にしてみて下さい。

段階定額制(従量課金制)

格安SIMの通常のプランは、毎月決まった月額料金を支払うと決まった分だけの高速通信データ容量を使うことができる「定額プラン」が主流ですが、実際に高速通信した通信量に応じて支払い金額が決まる「段階定額制(従量課金制)プラン」もあります。

使った分だけ料金がかかるので使い過ぎると高額請求になるというデメリットはありますが、逆にあまり高速通信をしなければ極めて安い料金で済みますので、トータルでは定額プランよりも段階定額制(従量課金制)プランの方が通信費を節約することができます。

通信量の節約は難しいと思うかもしれませんが、高速通信のON/OFFをこまめに切り替える手間さえ惜しまなければそこまで難しくはありません。

通信速度

格安SIMは基本的に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と同様に高速データ通信できるプランが一般的ですが、中には通信速度を抑える代わりに月額料金が安かったり月間のデータ通信量に上限がなかったりするプランが存在します。

高速通信と比較すると通信速度がかなり遅いため高画質動画の閲覧や大量データのダウンロードといった用途には適していませんが、LINE・メール・ニュースサイトやブログの閲覧といったテキスト主体のデータ通信が主な用途だったり、たまに動画を見る(画質には拘らない)といった使い方であれば十分に役に立ちます。

人によっては固定回線が不要になる場合もあると思いますので、地味ながらメリットの大きいプランです。

また、通信速度が遅いときほど、データ通信の最初の一定量に限って高速通信することができる初速バースト転送機能の有用性が上がりますので、合わせて以下の記事も参考にしてみて下さい。

通話料が安い

格安SIMの通話料は基本的に20円/30秒(= 40円/1分)であり高めです。

これは格安SIMのデメリットの一つです。

しかし、格安SIMの中には専用の通話アプリを使って電話をかけることで常に通話料が半額(10円/30秒)になったり、かけ放題オプション・無料通話オプションを用意していたりしますので、電話をかける機会が多い人はそういった格安SIMを選んで契約すると、通話料の負担をかなり抑えることができます。

なお、通話料が半額になる専用アプリが用意されていない格安SIMを契約したいときは、誰でもすぐに通話料を半額にできる「楽天でんわ」もしくは「G-Call」を使うことをおすすめします。

クレジットカード不要

格安SIMは月額料金を安くするために様々なコストカットを実施しています。

クレジットカード払いのみであることが多いのもコストカットの一環であり、料金請求の労力の大幅削減に役立っているのだと思われます。

しかし、一部の格安SIMの中には他社との差別化のためにクレジットカードや口座振替などの方法で契約できるところもあります。

主婦や学生などのクレジットカードを持つことが難しい職業の人や何からの事情(自己破産者など)により絶対にクレジットカードを持てない人の救世主となってくれるはずです。

ただ、やはりクレジットカードを持っていないと格安SIMの選択肢がかなり狭まってしまいますので、クレジットカード不要の格安SIMを検討する前に一度クレジットカードに申し込みをしてみるのが良いと思います。

  • 公式サイト :
  • 公式サイト :

どうしてもクレジットカードを発行できないときは以下のようなデビットカードで契約できる格安SIMを検討してみましょう。

参考 : クレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM

回線の種類

格安SIMは大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を一括で大量に借りた上でそれをユーザーに又貸しするMVNOやMVNEという仕組みで運営されていますので、格安SIMの回線は必ずドコモ・au・ソフトバンクのいずれかとなっています。

そのため、格安SIMを回線の種類から選ぶことも可能です。

※上記以外は基本的に全てドコモ回線の格安SIMです。

しかし、以下の記事で詳しく解説している通り、au回線とソフトバンク回線はドコモ回線の格安SIMに比べて使いにくいですので、特別な理由がなければドコモ回線の格安SIMを選ぶことをおすすめします(普通に目的別で選べば特に記載のない限り全てドコモ回線です)。

家族で使いやすい

格安SIMへ乗り換えるとき、家族全員で同じ格安SIMへMNP転入することで通常よりも更に安く使うことができます。

通信費を少しでも節約したいというときは以下の記事を参考にしてみて下さい。

注意すべき点は、「ファミリーシェアプラン」などと如何にも家族で使いやすいと思ってしまうようなプランが用意されている格安SIMであっても、実際には全然家族向けではない場合があるということです。

大事なのはプランの名前ではなく実態がどのようになっているかです。

とはいえ、上記の記事を参考にして頂ければ問題ないと思います。

複数枚のSIMカードを持てる

基本的には「1契約につき1枚」のSIMカードを、複数枚持つことができる格安SIMがあります。

複数のSIMカードを持つメリットは、複数契約するよりも料金を節約できる、テザリング不要で複数枚の端末(スマホ・タブレット・モバイルルーターなど)を運用できる、契約中のプランのデータ容量を全てのSIMカードで共用するできる、といったことなどが挙げられます。

料金の節約はもちろん、テザリングを使う必要がなくなることでスマホのバッテリーの持ちが良くなる効果があるので、モバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなり身軽になれます。

逆に、速度制限は全てのSIMカードの通信量の合計をもとに判断されるため、いずれか一つの端末でデータ通信しすぎると他の端末も連帯責任となってしまう点には注意が必要です。

また、複数のSIMカードを持つことができるプランのことをあたかも家族向けのプランであるように紹介している格安SIMも存在しますが、実際には使いづらいことが多い(追加SIMにMNP転入できない・転出できないなど)ので、鵜呑みにしないようにしましょう。

家族で使いやすい格安SIMは先述の通りです。

Wi-Fiスポットを使える

本来は有料のWi-Fiスポットを無料で使えるようになる格安SIMがあります。

都市部であればそこら中にWi-Fiスポットが溢れ返っていてWi-Fiの電波に引っかからないようにする方が大変なくらいですので、職場や学校などが都市部にある場合は常にWi-Fiスポットへ接続しっぱなしにすることも可能です。

Wi-Fiスポットを有効活用できれば高速通信データ容量が少ないプランでも十分にやっていけるようになる可能性が高く、通信料の節約に繋がります。

カウントフリーがある

カウントフリーとは、特定のアプリ・サイト・サービスとのデータ通信に限っていくら高速通信を行っても高速通信データ容量を消費しなくなる機能のことです。

対象は、LINE・Twitter・facebook・InstagramなどのメッセージアプリやSNSアプリ、AppStoreやGoogle Playなどのアプリストア、Youtube・Google Play Music・Apple Music・Abema TVなどのエンタメ系サービス、ポケモンGOなど格安SIMによって様々ですが、当該サービスを頻繁に利用する人なら実質的に使えるデータ容量が増えることを意味していますので大いに役に立つ機能です。

ただ、カウントフリーの無料・有料は格安SIMごとに異なりますので注意して下さい。

ポイント・航空マイルが貯まる

サービス向上の一環として、毎月の料金に応じてポイントや航空マイルが貯まる格安SIMがあります。

具体的には、楽天スーパーポイント・LINEポイント・DMMポイント・U-NEXTで使えるポイント・Tポイント・ANAマイルを貰えます。

格安SIMは請求金額自体が安いので大量のポイントが貯まることはありませんが、当該の格安SIMを使い続ける限りは毎月確実に稼げる点がメリットです。

しかし、あくまでもおまけ程度のサービスですので、ポイントやマイル目当てで格安SIMを選ぶのではなく、目的に合った格安SIMを選ぶことをおすすめします。

その結果、ポイントやマイルが貰える格安SIMだったらラッキー、という程度の気持ちで良いと思います。

月額料金が激安

安いと評判の格安SIMの中でも特に安く使えるものは以下の通りです。

どちらも機能はかなり制限されていますが、安さを優先するなら使ってみるのも悪くないのではないでしょうか。

無料(0円)~の方は相応の努力が必要となるのでかなり人を選びますが、ほとんど電話しかしない場合は1,000円以下の格安SIMでも十分にやっていけると思います。

また、Androidのスマホには安価ながら使いやすい機種が多いことから、iPhoneよりもAndroidを選んだ方が毎月の支払料金を安くしやすいです。

コミコミプラン

端末・SIMカード・かけ放題オプションなどがセットになったコミコミプランが選べる格安SIMもあります。

通常プランにそれぞれを組み合わせて契約するよりも月額料金が安くなるというメリットはありますが、プランに柔軟性がない・最低契約期間が長いなどのデメリットも大きいため、契約するときは事前にプランの内容をよく確認する必要があります。

特に、かけ放題オプションが目的でコミコミプランへの加入を考えているなら、その前に

を検討した方が良いです。

未成年者・18歳未満でも使える

格安SIMは未成年でなければ契約できなかったり、18歳以上で親の同意があれば契約できる場合でもクレジットカードが必要だったりして、未成年者の名義で契約できる格安SIMはかなり限られてきます。

かといって親の名義で契約して使う場合は将来的に子供が独立したときに名義変更できないといった問題が発生します。

以下の記事では、未成年者が格安SIMを使う(契約する)方法や注意点などを解説しています。

家計の節約のために子供に格安SIMを持たせようとしているなら参考になると思います。

2018/02/07