格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

Tikimo SIM(ティキモSIM)の口コミ評価

基本情報

Tikimo SIM(ティキモSIM)の基本情報
サービス名 Tikimo SIM(ティキモSIM)
運営会社 株式会社エヌディエス
回線 ドコモ回線のみ
データプラン ・シングルプラン
3GB・5GB・7GB・10GB・15GB・30GB・50GB
・シェアプラン
4GB・7GB・10GB・15GB・20GB・30GB・50GB
月額料金 ・シングルプラン
データSIM : 640円/月~
SMS付きSIM : 780円/月~
音声通話SIM : 1,340円/月~
・シェアプラン
データSIM : 1,680円/月~
SMS付きSIM : 1,820円/月~
音声通話SIM : 2,380円/月~
最低利用期間 データSIM : 3ヶ月
通話SIM : 12ヶ月
違約金 データSIM : 2,000円
通話SIM : 1,000円 * (12ヶ月 - 契約月数)
通話料金 20円/30秒
通話定額
オプション
なし
通信速度 高速通信時 : 下り最大375Mbps・上り最大50Mbps
低速通信時 : 上下200kbps
通信速度の制御 不可(高速通信のON/OFFは任意で切り替えできない)
通信速度制限 高速通信中はなし
低速通信中は3日間制限(366MB/3日)あり
データ容量の
繰り越し
可能(翌月末まで有効)
データ容量の
追加
不可
SIMカードの
追加
シェアプランにて可能(4枚まで追加でき、最大5枚まで持てる)
支払い方法 クレジットカード
※データ通信専用SIMを「いちねん契約(1年分の料金を一括払い)」するときのみ、
ゆうちょ・コンビニ振替も可能
年齢制限 未成年は申し込み不可

Tikimo SIMのここがおすすめ

  • 月額料金が他社と同水準~やや安い(ただし、低容量プランのみ)
  • SIMカードの追加発行により、複数端末の運用がしやすい

Tikimo SIMのここが微妙

  • 運営会社に信頼性・技術力はありそうだが全国的な知名度は皆無
  • MNP転入時は2週間くらい電話が使えない期間がある
  • 契約後は書面(申込書)が必要な手続き(FAX or 郵送で提出)が多くて面倒

プラン・料金

シングルプラン

Tikimo SIMのシングルプランの料金は以下の通りです。

シングルプランの料金
データ容量 回線速度(最大) SIMカード・月額料金
高速時 低速時 データ通信専用 SMS機能付き 通話機能付き
なし(常時低速) - 上下200kbps 640円/月 780円/月 1,340円/月
3GB/月 上り375Mbps
下り50Mbps
890円/月 1,030円/月 1,590円/月
5GB/月 1,480円/月 1,620円/月 2,180円/月
7GB/月 1,980円/月 2,120円/月 2,680円/月
10GB/月 2,490円/月 2,630円/月 3,190円/月
15GB/月 3,490円/月 3,630円/月 4,190円/月
30GB/月 6,390円/月 6,530円/月 7,090円/月
50GB/月 10,490円/月 10,530円/月 11,190円/月

10GB/月プランくらいまでは他社の格安SIMと同程度~やや安いといった感じなので、通話料が高い(通話料半額アプリやかけ放題・無料通話オプションがない)という点に目を瞑れば悪いプラン内容ではありません。

しかし、大容量プランは途端に高額になります。

大容量プランを維持できるくらいの費用を捻出できるなら、自宅に固定回線とWi-Fiを用意したりモバイルルーターを契約した方が安上がりになる可能性が高いので一度検討してみるべきだと思います。

参考 : 高速通信データ容量が月8~10GBまでの格安SIM
参考 : 高速通信データ容量が月10GB超~20GBまでの格安SIM
参考 : 高速通信データ容量が月20GB超の大容量の格安SIM

シェアプラン

Tikimo SIMのシェアプランの月額料金は以下の通りです。

シェアプランの料金
データ容量 回線速度(最大) SIMカード・月額料金 最大
SIM枚数
高速時 低速時 データ専用 SMS付き 通話機能
4GB/月 上り375Mbps
下り50Mbps
上下200kbps 1,680円/月 1,820円/月 2,380円/月 5枚
7GB/月 2,150円/月 2,290円/月 2,850円/月
10GB/月 2,550円/月 2,690円/月 3,250円/月
15GB/月 3,650円/月 3,790円/月 4,350円/月
20GB/月 4,750円/月 4,890円/月 5,450円/月
30GB/月 6,750円/月 6,890円/月 7,450円/月
50GB/月 10,750円/月 10,890円/月 11,450円/月

シェアプランは最大5枚までSIMカードを発行(= 追加発行4枚)して複数SIM間でデータ容量を共有することができ、SIMカードを追加発行するときは上記の他に必要に応じて以下の費用がかかります。

Tikimo SIMの追加SIMの料金
発行手数料 月額料金
追加SIM利用料
(データ専用)
付帯料金
SMS付き 音声通話
2,300円/枚 290円/月・枚
(4枚目以降)
+140円/月・枚 +700円/月・枚

複数のSIMカードがあればテザリングや挿し替えなどを行わなくてもスマホ・タブレットなどで個別に通信することができるため、バッテリーの節約や手間の軽減には非常に役立ちます。

シングルプランと同じく、大容量プランでなければ月額費用はやや安い傾向にありますのでプランとしても悪くはありません(ただし、後述の通り他の要素にデメリットが大きいのでTikimo SIM自体をあまりおすすめはしません)。

なお、複数のSIMカードの名義は全て同一でなければいけませんので、家族などでデータ容量を共有する・月額費用を安く抑えるという目的にはあまり役に立ちません。

参考 : 複数枚の追加SIMカードを持てる格安SIM
参考 : 家族向けプランのある格安SIM

メリット

Tikimo SIMは以下のような点を評価することができます。

  • 低容量のプランは月額料金が安い
  • データSIM(SMSなし)はゆうちょ・コンビニ払いで1年契約できる(月払いは不可)
  • 高速通信時は速度制限なし
  • 余ったデータ容量は繰り越しできる(翌月末まで有効)
  • 複数SIMを持てる(ただし、本人名義のみなので実質一人用)
  • ドコモ回線なのでiPhoneを簡単に使える

しかし、後述のデメリットがメリットを上回っているため、多種多様な格安SIMの中からわざわざTikimo SIMを選ぶ必要性は感じません。

デメリット

運営会社が知名度皆無

Tikimo SIMは株式会社エヌディエスが運営しています。

  • 設立年月日 : 1997年5月14日
  • 資本金 : 8千万円
  • 社員数 : 85名(2016年3月現在)

本社が岡山県岡山市にある地方企業であるため、全国的な知名度は皆無と言って良いでしょう。

設立から約20年が経過していますし、事業内容はインターネット接続サービス(いわゆるプロバイダ)やホームページ制作(法人向け)などを手がけていることから会社としての信頼性が技術力は一定以上担保されていると思いますが、大手企業が運営している格安SIMと比べてブランド力が見劣りする感じは否めないと思います。

そういった背景のせいなのか、Tikimo SIMを使っている人はほとんどいないらしく、ネット上で調べる限りでは実際に契約した人のレビューが一切出てきませんので、契約するのはちょっと怖いかもしれません。

MNP転入時、電話を使えない期間が長過ぎる

以前は格安SIMへMNP転入するときは申し込みをしてからSIMカードが手元に届くまでの2~3日は電話が使えない期間あることが最大のデメリットだったのですが、現在ではSIMカードが手元に届いてから自宅でMNP転入手続きを行えるようになった(開通センターへ電話するだけでOK)ため、電話が使えない時間が最長でも数時間程度となっており、格安SIMと大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の間に大きな差はありません。

しかし、Tikimo SIMにおいてはその限りではないため申し込み後は現在のSIMカードが使えなくなってしまい、Tikimo SIMのSIMカードが届くまでは電話を使うことができません。

しかも到着までは2週間程度かかるとのことです。

よくある質問(2.申込「申込後、いつから使えますか。」)

シングルプラン/シェアプランでは、申込受付後、2週間程度でSIMカードとご登録内容書を簡易書留でお送りします。
~(中略)~
※MNP転入の場合、弊社での手続中に、ご利用中の携帯電話会社の電話回線はご利用いただけなくなります。
弊社から発送するSIMカードが到着するまでの期間、お客様の電話番号は利用できませんのでご注意ください。

http://www.tiki.ne.jp/mobile/tikimo/faq.html

これだけ長い期間に渡って電話が使えなければ日常生活に必ず支障をきたしますので、まともな社会生活を送っている人ならどのような職業(会社員・学生・主婦・etc)であってもTikimo SIMへのMNP転入は現実的ではなく、事実上不可能だと言えます。

2週間も電話が使えなくても困ることがない生活をしている人ならMNP転入可能かもしれませんが、そのような人はそもそも電話自体が必要ないと思いますのでTikimo SIMへ乗り換えするよりも現在契約中のキャリアを解約してしまった方が良いと思います。

書面の手続きが多過ぎる

契約時の申し込みはオンラインで完結するのですが、契約後は書面(申込書)を求める手続きが多すぎます。

ざっと調べただけで、

  • 契約後にプラン変更(シングル・シェアの変更)
  • データ容量の変更
  • SIMカードの機能変更
  • SIMカードの追加

などが挙げられます。

他社の格安SIMだとオンライン上でマイページを開いて操作すればすぐに終わる手続きなのに、いちいち書面を書いて提出(FAX or 郵送)しなければいけないのは非常に面倒です。

基本的にクレジットカード払いのみ

Tikimo SIMでは、

  • データSIM(SMSなし)のみ
  • 1年分の料金を一括で支払う

という条件付きで、ゆうちょ・コンビニ振込に対応しています(いちねん契約)。

しかし、SMS付きのデータSIMや通話SIMの契約時にはクレジットカード以外の支払い方法を選ぶことはできずそのメリットは限定的であるため、基本的にクレジットカードが必須であると考えるべきだと思います。

フルタイムで勤めている人なら正規・非正規に関わらず簡単にクレジットカードを発行できる(カードによりますが)ので普通に仕事をしているなら全く問題になることはないと思いますが、専業主婦・学生・自己破産者などは結構厳しいかもしれません。

どうしてもクレジットカードを発行できないときは以下のようなデビットカードで契約できる格安SIMを検討してみましょう。

参考 : クレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM

その他

その他には以下のようなデメリットも存在しますが、上記のデメリットと比べると大した内容ではありません。

  • 大容量プランは非常に高額(自宅に固定回線を引いた方が良い)
  • 通話料半額アプリやかけ放題・無料通話オプションがなく通話料が20円/30秒と高い
    (ただし、楽天でんわまたはG-Callを使えば通話料は10円/30秒)
  • データSIMにも最低利用期間と違約金がある(3ヶ月・2,000円)
  • プラン変更・データ容量変更で手数料がかかる(各1,000円・500円)
  • 高速通信のON/OFFを切り替えできない
  • データ容量の追加購入ができない

2018/02/07