格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTEの口コミ評判

基本情報

ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTEの基本情報
サービス名 ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE
運営会社 株式会社ワイヤレスゲート WirelessGate, Inc.
回線 ドコモ回線のみ
データプラン 3Mbps・250kbps
※高速通信できるデータプランは存在しない
月額料金 データSIM : 445円/月~
SMS SIM : 584円/月
通話SIM : 2,980円/月
最低利用期間 なし
違約金 なし
ただし、通話SIMで12ヶ月目までにMNP転出すると
MNP転出手数料が高額(11,000円)となるので
実質的にこれが違約金と言える※13ヶ月目以降は3,000円
通話料金 20円/30秒
通話定額
オプション
なし
通信速度 プランに応じて最大3Mbpsもしくは最大250kbps
通信速度の制御 高速通信できるプランがないので、高速通信のON/OFFという考え方自体が存在しない
通信速度制限 なし
ただし、極端に大量のデータの送受信を行うと規制される場合あり
※P2Pアプリケーショの利用など
データ容量の
繰り越し
高速通信できるプランがないので、繰り越しという考え方自体が存在しない
データ容量の
追加
高速通信できるプランがないので、チャージという考え方自体が存在しない
SIMカードの
追加
不可
ただし、複数契約可能(データSIM : 上限なし、通話SIM : 5回線まで)
支払い方法 クレジットカードのみ
年齢制限 公式サイト上に記載がないため不明
ただし、本人名義のクレジットカードが必須であることから
クレジットカードが発行できる年齢・職業でなければ契約不可

ワイヤレスゲートのここがおすすめ

  • 最大3Mbpsの使い放題プランがある(3日間制限なし)
  • 最大250kbpsの使い放題プランが格安(税込480円)で使える(3日間制限なし)
  • 街中のWi-Fiスポットを無料で使える

ワイヤレスゲートのここが微妙

  • プラン・SIMカードの変更ができない
  • 違約金なしの説明が不親切
  • 支払い方法がクレジットカードのみ

プラン・料金

ワイヤレスゲートのプラン・料金は以下の通りです。

ワイヤレスゲートのプラン・料金
プラン 通信速度
(最大)
SIMカード・月額料金 利用可能
Wi-Fiスポット
データ専用 SMS 音声通話
音声+Fonプレミアムプラン 3Mbps - - 2,980円/月 BBモバイルポイント
/eoモバイルWiFi/Wi2
/Fon
Fonプレミアムプラン 1,556円/月 1,741円/月 -
480円プラン 250kbps 445円/月 584円/月 - BBモバイルポイント
/eoモバイルWiFi/Wi2

格安SIMの中では非常に珍しく高速データ通信できるプランがひとつもありません。

その代わり、いずれのプランも無制限にデータ通信できるプランとなっており3日間制限もありません。

街中のWi-Fiスポットを無料で使えるというメリットもあり、データ通信向きの格安SIMであると言えます。

メリット

無制限プランが使える

ワイヤレスゲートLTE+Wi-Fiの一番の特徴は無制限プランのみが用意されているという点です。

※高速データ通信ができるプランは2016年3月で販売終了となりました。

最大3Mbpsと最大250kbpsの2種類のプランがありますが、どちらも3日間制限はないためP2Pアプリケーションの利用等の極端な使い方をしなければ無制限にデータ通信できます。

3Mbpsのプラン

Fonプレミアムプランと音声+FONプレミアムプランは最大3Mbpsのプランです。

一般的な高速通信の速度は最大200~300Mbpsであることが多いので、それに比べるとハッキリ言って遅過ぎるのですが、普通にネットサーフィンをする程度なら全く問題ありませんし、アプリのダウンロードや更新なども多少時間がかかることを許容できるなら普通に使えます。

Youtubeなどの動画サイトも画質を求めなければスムーズに閲覧できます。

一方で、短時間に100MB単位の大きなデータをダウンロードする、高画質動画をスムーズに閲覧するといった用途には向いていません。

他社の無制限プランと比較すると、他社は以下のような感じです(月額料金はいずれもデータSIMのもの)。

この中だと高速通信かつ無制限で月額料金が2,480円のU-mobileが優秀なように思えますが、U-mobileは速度制限の基準が一切不明というデメリットがあり、実際に契約するのには勇気が必要です。

そういった点などを考慮するとワイヤレスゲートは通信速度の割に月額料金が安く使いやすいプランであると言えると思います。

参考 : 500kbps前後の格安SIM
参考 : 3Mbpsの格安SIM

200kbpsのプラン

480円プランは月額480円(税込)で最大250kbpsのデータ通信を無制限(3日間制限なし)に利用できます。

250kbpsは回線の速度として遅いので動画の閲覧・アプリのダウンロードや更新などには全く向いていませんが、メール・LINE・ニュースサイトの閲覧といったテキスト主体のデータ通信であれば十分に使える回線速度です。

自宅に固定回線 + Wi-Fiがあり、外ではほとんどデータ通信を行わない人がスマホの維持費用を安くしようとするときには最適です。

また、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)や格安SIMなどの低速通信速度(200kbps)よりも微妙に速いという点も地味にメリットです。

他社の似たようなプランと比較すると、他社は以下のような感じです(月額料金はいずれもデータSIMのもの)。

厳密には低速通信プランではないものの、FREETEL(フリーテル)の「使った分だけ安心プラン」を契約した直後に高速通信をOFFにすれば実質的に常時200kbpsのプランとして使うことができ、その場合は299円/月(データSIM)で運用ができます。

どの格安SIMを契約するのかについては、実測の回線速度(理論値ではなく実際に出る値)・通話料なども絡んでくるため単純に月額料金がやすければ良いというわけではありませんが、後述の通りWi-Fiスポットを無料で使えるワイヤレスゲートの480円は魅力的なプランだと思います。

参考 : 200kbps前後の格安SIM

Wi-Fiスポットを無料で使える

街中多数設置されているWi-Fiスポットへ無料で接続できるという点もワイヤレスゲートの大きなメリットです。

  • BBモバイルポイント
  • eoモバイルWiFi
  • Wi2
  • Fon(480円プランは対象外)

という4種類のWi-Fiスポットを使えます。

ご利用可能エリアを検索 :: WIRELESS GATE

http://www.wi-gate.net/PGSearch.html

使えるWi-Fiスポットの種類が多いことから、都市部では街中でWi-Fiの電波に引っかからないように移動する方が難しいくらいです。

自宅・職場・学校の近くや通勤・通学経路などの普段の生活圏内にどのくらいのWi-Fiスポットが存在しているのかどうかは非常に重要ですので、契約前に一度調べておいた方が良いでしょう。

運が良ければ常にWi-Fiスポットに繋ぎっぱなしで生活できるかもしれません。

一方、田舎に住んでいる場合はWi-Fiスポットの恩恵をほとんど受けることができないと思いますので素直にあきらめましょう。

Wi-Fiスポットが活用できるのはせいぜい地方の中核都市レベルまでであり、それよりも規模が小さい・コンビニ等が少ないような町だとWi-Fiの電波を掴むだけでも一苦労dせう。

参考 : Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)を使える格安SIM

専用アプリで検索&自動ログイン

ワイヤレスゲートと契約すると使えるようになる専用アプリ「ワイヤレスゲート」をインストールすると、地図上からWi-Fiスポットの検索を行えたり、Wi-Fiの電波が届く位置まで移動すると自動でWi-Fiに接続してくれる自動ログイン機能がついているため非常に便利です。

ワイヤレスゲート

ワイヤレスゲート
開発元:WirelessGate, Inc.
無料
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Wi-Fiを使わない・使えないようなところに住んでいる人以外はワイヤレスゲートと契約したら速攻でインストールしておくと良いです。

運営が大手なので安心

ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTEは株式会社ワイヤレスゲート WirelessGate, Inc.が運営しています。

  • 設立年月日 : 2004年1月26日
  • 資本金 : 8億6549万9300円(2016年9月30日現在)
  • 社員数 : 18名(2016年9月30日現在)
  • 上場証券取引所 : 東京証券取引所市場第一部(9419)

2004年設立の比較的若い企業ですが、Wi-Fiスポットの設置やモバイルルーターの販売事業などでは非常に有名な企業であり、東証一部上場も果たしています。

その事業内容からネットワーク関連技術には精通していますので格安SIMの運用に関して技術面での心配は不要ですし、また、東証一部上場済みということで企業としての信頼性もバッチリだと思います。

ただ、個人的には公式サイトから若干古臭いような印象を受けることがちょっと惜しいかなと思います。

ワイヤレスゲートという社名自体が一般的に広く認知されているとは言い難いことと相まって、すこし怪しい雰囲気が出ているような気がするからです(あくまでも私個人の感想ですが・・・)。

デメリット

プラン・SIMカードの変更不可

契約後はサイズ(ナノ・マイクロ・標準)と機能(データ通信専用・SMS付き・音声通話)を変更することができません。

他社の格安SIMではサイズ・機能の変更は極めて標準的なサービスですので大きなデメリットだと言わざるを得ません。

100歩譲って、機能の変更は行う機会があまりない(「機能の変更 = 用途の変更」なので、生活スタイルが変わらないと機能変更に至らないため)ので許容できるとしても、サイズ変更不可は端末を買い換えるときに同サイズのSIMに対応している端末しか選べなくなってしまうという縛りができるため非常に面倒です。

データSIM(専用・SMS付きどちらも)なら一旦解約して再発行するという手もありますが、初期費用が再度かかってしまいますしそもそも再発行のために解約と新規申し込みの手続きをしなければならないのは非常に馬鹿馬鹿しいと思います。

通話料が高い

他社の格安SIMのほとんどが用意している通話料半額アプリがないため、ワイヤレスゲートの通話料は常に20円/30秒であり結構高いです。

プランの内容から分かる通り、ワイヤレスゲートは通話ではなくデータ通信がメインの格安SIMですので、通話を頻繁に使うようなら通話料半額アプリやかけ放題・無料通話オプションなどに加入できる他社を選ぶようにしましょう。

ただ、ワイヤレスゲートは無制限にデータ通信ができるプランであることからIP電話との相性はかなり良いです。

IP電話は電話番号が050であり相手に不信がられる可能性があるため不特定多数にかける用途(主にビジネス)では使いづらいのですが、いつも決まった相手にかける分には事前に電話番号を通知しておけば良いだけですので、用途によってはIP電話も十分に活用できると思います。

050 plus~アプリ間無料通話/携帯・固定への通話も安い
050 plus~アプリ間無料通話/携帯・固定への通話も安い
無料
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LaLa Call~050/IP電話でおトクな通話アプリ
LaLa Call~050/IP電話でおトクな通話アプリ
開発元:K-Opticom
無料
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Viber 無料通話&メッセージアプリ
Viber 無料通話&メッセージアプリ
開発元:Viber Media SARL.
無料
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とはいえ、IP電話も通話料がかかりますので、家族・友人・恋人とのやりとりなら無料で使えるLINEの通話機能がおすすめです。

LINE(ライン) - 無料通話・メールアプリ
LINE(ライン) - 無料通話・メールアプリ
開発元:LINE Corporation
無料
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ただし、IP電話は緊急通報をできないという点には要注意です。

誰でも通話料を半額にする方法

ワイヤレスゲートで通話SIMを使いたいときは、楽天でんわまたはG-Callのどちらかを導入しましょう(両アプリの違いについてはこちら)。

これらのアプリは誰でも通話料を半額(10円/30秒)にすることができる極めて優秀なアプリで、固定費は完全無料(月額料金などはない)なので電話をかけたときの通話料以外の費用が一切発生しないというメリットもあるためとても使い勝手が良いです。

従って、実質的には「導入すると通話料が半額になる」というよりも「導入しないと通話料が倍額になる」という感じですので、ワイヤレスゲートを契約したら絶対に使うべきです。

違約金の説明が不親切

ワイヤレスゲートはデータSIM・通話SIMとも最低利用期間や違約金がありません。

Q. SIMサービスを解約するにあたり、最低利用期間や違約金はありますか?

いいえ。SIMサービスについて、最低利用期間や違約金の規定はございません。そのため、SIMサービスご解約時の解約金などは一切発生いたしません。

http://www.wirelessgate.co.jp/faq/faq-27.html

これは間違いなく事実です。

しかし、通話SIMを契約中に他社へMNP転出するときは、

  • 12ヶ月までのMNP転出 : MNP転出手数料が11,000円(非常に高額)
  • 13ヶ月以降のMNP転出 : MNP転出手数料が3,000円(一般的な価格)

というMNP転出手数料が設定されていることから、実質的にこれが違約金の役割を果たしていると言うことができ、「最低利用期間・違約金なし」という表現は不適切に感じます。

確かに契約上は「最低利用期間」も「違約金」も存在していませんが、ユーザーからしてみれば「一定期間内でのMNP転出時に費用が高額となるのかどうか」の方が問題ですので費用の名目はどうでも良いのです。

穿った見方をすれば、東京都が2020年東京五輪の施設整備費を抑えるために本来「施設整備費」として計上しなければならなかった費用を別の項目に付け替えていた問題と同じく、ユーザーを欺こうとしているとさえ感じてしまいます(一般的にはあるはずの「違約金」はないけど、実は「MNP手数料」が高い)。

この辺は「違約金なし」ではなく「12ヶ月までにMNP転出するとMNP手数料が高額になります。」とサイト内の分かりやすいところに記述して欲しかったです。

とはいえ、この「違約金なし」というルールのおかげでデータSIMやMNPなしの通話SIMはペナルティなしで解約できるため、短期間だけモバイル回線やサブの電話回線が欲しいというときには活用できるため、結構有効な仕組みです。

クレジットカード払いのみ

支払い方法はクレジットカードのみとなっており、大手キャリアのような口座振替・請求書・インターネットバンキング(Pay-easy)などには一切対応していません。

クレジットカードと同じように使えるデビットカードやVプリカ(プリペイドカード)にも未対応です(デビットカードはダメと「よくあるご質問」に明示あり)。

フルタイムで勤めている人なら正規・非正規に関わらず簡単にクレジットカードを発行できる(カードによりますが)ので普通に仕事をしているなら全く問題になることはないと思いますが、専業主婦・学生・自己破産者などは結構厳しいかもしれません。

どうしてもクレジットカードを発行できないときは以下のようなデビットカードで契約できる格安SIMを検討してみましょう。

参考 : クレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM

2018/02/07