格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

ドコモ・au・ソフトバンクから格安SIMへMNP転入する方法(準備編)

必要なもの

本人名義のクレジットカード

格安SIMを契約する場合は、基本的に本人名義のクレジットカードが必須となります。

家族であっても、配偶者・親・子供のものなど本人名義以外のクレジットカードで契約することはできません。

もし、クレジットカードを持っていないなら予め発行しておきましょう。

クレジットカードを発行できない職業(専業主婦や学生など定期的な収入がない)やクレジットカードを持てない人(自己破産者など)はデビットカードや口座振替で契約できる格安SIMもあります。

本人確認書類

契約時には本人確認書類の提出が必須となります。

顔写真の付いたもの、例えば

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(通知カードではない)
  • パスポート

などは、それ1枚あればOKなので楽です。

その他、健康保険証・運転経歴証明書・住民台帳カード・身体障がい者手帳なども本人確認書類として使えますが、住民票や公共料金(電気・都市ガス・水道)の領収書などの補助書類が必要となるため若干手間が増えます。

ただし、どのような書類が本人確認書類として使えるのか・補助書類が必要となる書類などは格安SIMごとに異なりますので、契約したい格安SIMが決まったら申し込み手続きを行う前に改めて確認するようにしましょう。

違約金の確認

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を契約中の場合、大抵は2年縛り・自動更新ありのプランを契約していると思います。

従って、2年に1回しか訪れない更新月以外に解約(MNP転出を含む)をすると違約金を支払わなければなりません。

違約金の額は契約中のプランや契約期間によって異なるものの、概ね10,000円前後となります(詳細は以下のページを参照)。

ドコモ : Q. 定期契約期間内に解約や廃止をすると、解約金がかかる料金プラン/割引サービスを教えてください。
http://faq.nttdocomo.co.jp/faq/p/detail.do?seq=518461

au : Q. 携帯電話を機種変更する際、契約解除料や違約金はかかりますか?
https://www.au.com/support/faq/view.k1112050648/

ソフトバンク : Q. 解約する際の契約解除料はいくらですか?
http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=10604&id=10604

この違約金を回避するために更新月が訪れるまで待つかどうかは人によって判断が分かれると思いますが、格安SIMに乗り換えるとドコモと比較して少なくとも月の出費が半額程度にはなりますので、基本的には違約金を支払ってでも今すぐ乗り換えた方がお得です(スマホの使い方にもよりますが)。

参考までに、当サイトのトップページにも記載している通り、私の場合は通話料を含めて毎月2,000円くらいしか支払っていません。

乗り換え後に使うスマホを決める

いま使っているスマホを使い続ける

現在ドコモ・au・ソフトバンクで使っているスマホを格安SIMへ乗り換えた後も継続して使うパターンです。

これは現在契約中のキャリアとスマホのOSによって以下の表のように条件などが異なります。

大手キャリアのスマホを格安SIMで使う場合の条件やおすすめ回線など
現在使っているスマホのOS
iOS(iPhone) Android
現在の
キャリア
ドコモ SIMロックを解除しなくても
ドコモ回線の格安SIMで使える。
解除すればau回線の格安SIM
SB回線の格安SIMでも使えるが、
あまり意味はない。
ドコモ回線の格安SIMを推奨。
SIMロックを解除しなくても
ドコモ回線の格安SIMで使える。
ドコモ回線以外はオススメしない。
ドコモ回線の格安SIMを推奨。
au ・2015年5月以前に発売されたもの
(5/5s/5cなど)
SIMロック解除不可なので
格安SIMでは使えない。
SIMフリー端末を新規購入するしかない
(その代わり好きな格安SIMを選べる)。

・2015年5月以降に発売されたもの
(6s/6s Plus/SE/7/7 Plus)
SIMロック解除必須だが、解除後は
全ての格安SIMで使える。
どの格安SIMを選んでも良い。

SIMロック解除必須。
解除後はau回線の格安SIMで使える。
au回線以外はオススメしない。
au回線の格安SIMを推奨。
ソフト
バンク
SIMロック解除必須。
解除してもSB回線の格安SIM以外は
オススメしない。
SIMフリー端末を新規購入して
好きな格安SIMを選ぶことを推奨。

※上記はあくまでも一般論的な話であり端末と格安SIMの組み合わせによって例外もありますので、格安SIMを選ぶときには当該端末が動作確認済みであるかどうかをしっかりチェックするようにしましょう(格安SIMの公式サイトで動作確認済みの機種を調べられるようになっています)。

ドコモのスマホを使う場合

ドコモのスマホはiOS(iPhone)もAndroidも格安SIMと相性が良いので、そのまま使い続けるのに一番適しています。

というのも、ドコモ回線の格安SIMを契約すれば、SIMロックを解除しなくてもSIMカードを挿すだけでそのまま使うことができるからです。

ドコモ回線に対応していない格安SIMはUQモバイル(au回線のみ)とワイモバイル(ソフトバンク回線のみ)の2つだけであり、その他は全てドコモ回線ですので、格安SIMの選択肢が少なくなってしまうというようなことも一切ありません。

利便性の面でも経済的な面でも非常にオススメできます。

以上より、ドコモのスマホ(iOS・Androidの両方)を格安SIMで使う場合は、ドコモ回線の格安SIMを選ぶことを推奨します

ちなみに、SIMロック解除をすればau回線とソフトバンク回線の格安SIMでも使うことができます(機種が当該回線の周波数等に対応している場合に限る)が、やる意味はあまりありません。

auのスマホを使う場合

auのスマホは基本的にSIMロック解除が必須で、AndroidはSIMロックを解除してもau回線の格安SIM以外にはほぼ対応していません。

これは、auの電波の周波数帯や通信規格などが原因です。

また、iPhoneに関しても「SIMロックを解除すれば」全ての格安SIMで使えるのですが、auのiPhoneのうちSIMロック解除に対応しているのは2015年5月以降に発売された機種(iPhone 6s/6s Plus/SE/7/7 Plus)のみですので、それより古いiPhone(5/5s/5cなど)はSIMロック解除ができず格安SIMでは使用不可です(厳密には使える場合もありますが、話が難しくなるので使用不可と思った方が良いです)。

以上より、auのスマホを格安SIMで使う場合は、

  • iOS(2015/5より後に発売のiPhone) : SIMロック解除後、好きな格安SIMを選ぶ
  • Android : SIMロック解除後、au回線の格安SIMを選ぶ

ことを推奨します。

※先述の通り、2015年5月以前に発売されたauのiPhoneはSIMロック解除をできず格安SIMでは使えませんので、SIMフリースマホを新規購入するしかありません(その代わり、全ての格安SIMで使えます)。

ソフトバンクのスマホを使う場合

auのスマホと同様、ソフトバンクのスマホもSIMロック解除が必須です。

AndroidはSIMロック解除さえすれば一応全ての格安SIMで使える(機種が当該回線の周波数等に対応している場合に限る)ようですが、実際にはソフトバンク回線の格安SIM以外では上手く使えないようです。

iOS(iPhone)に関してはauと同様に2015年5月以降に発売された機種(iPhone 6s/6s Plus/SE/7/7 Plus)のみSIMロック解除が可能で、解除さえすれば全ての格安SIMで使えます。

以上より、ソフトバンクのスマホを格安SIMで使う場合は、

  • iOS(2015/5より後に発売のiPhone) : SIMロック解除後、好きな格安SIMを選ぶ
  • Android : オススメできないのでSIMフリー端末を新規購入する

ことを推奨します。

新しくスマホを買う

格安SIMへの乗り換えを行うのに合わせて新しいスマホを購入するのもアリだと思います。

というのも、スマホが古くなるとOSのアップデートに対応しなくなるなどの問題が発生するため、セキュリティ的なリスクが増大するからです。

また、新しい端末の方がスペックが上がっているのでアプリがサクサク動いたり、写真や動画を沢山保存できたりするなどスマホを快適に使えるから、という理由もあります。

購入する場合は、

  • どこで買うのか : SIMカードとセット購入する or 端末だけをAmazonなどで購入する
  • OS : iOS(iPhone)とAndroidのどちらにするのか

などを考える必要があります。

セット購入する場合

一番楽なのは格安SIMを申し込みするときにスマホをセット購入してしまうことです。

格安SIMが販売している機種(ほぼAndroidのみ)からしか選べない、格安SIMによって販売価格が大きく異なる(定価販売のみ・大幅に割引されているなど)などの欠点はありますが、セット販売されているスマホなら当該の格安SIMでは必ず使えるため動作確認済みかどうかを調べる必要がなく安心です。

SIMカードとは別に購入する場合

格安SIMとは別に自分でSIMフリーのスマホを別途購入する場合は、契約しようとしている格安SIMで使えるかどうかを調べなければならない(格安SIMの公式サイトで動作確認済み端末を一覧を確認できます)という欠点があるものの、好きな機種を自由に選べますし、安価で販売されているお店で購入することができるというメリットがあります。

OSについて

OSは好きな方を選べば良く、iOS(iPhone)は使いやすい(沢山の人が使っているので使い方を教えて貰いやすい)というメリットが、Androidは1万円から購入できる・3万円くらいあれば十分なスペックのものが購入できる、といったメリットがあります。

購入方法(セット購入 or 自分で購入)はどちらも一長一短なので好きな方で良いですが、iOS(iPhone)を使いたい場合は、Appleストア(新品)やヤフオク・メルカリ(中古)で購入した方が良いです。

理由としては、

  • iPhoneをセット販売している格安SIMは非常に少ないので、選択肢が狭まってしまう
  • SIMフリーのiPhoneではなく、キャリアのSIMロックがかかったiPhoneが販売されていることが
  • 市場価格の2倍以上の高値で販売されている場合がある

など、セット購入するメリットよりもデメリットの方が圧倒的に勝っているからです。

格安SIM・プランを選ぶ

契約対象の格安SIM・プランは

  1. 回線の種類を決める(ドコモ or au or SB)
  2. 格安SIMの事業者を決める
  3. プランを決める

という3つのステップで決まります。

回線の種類を決める

格安SIMは大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線をユーザーに又貸しするMVNOやMVNEという仕組みで運営されていますので、格安SIMの中身の回線は必ずドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線のいずれかになります。

このうち、ドコモ回線の数が圧倒的に多く(UQモバイルとワイモバイル以外の全ての格安SIM)、au回線ソフトバンク回線は極少数です。

先述の通り、格安SIMで使うスマホを選んだ時点で回線の種類はほぼ決まってしまうのですが、逆に使いたい回線の種類からスマホを選ぶという方法もありです。

もし、回線を先に決めるのであればドコモ回線の格安SIMを選ぶことをオススメします。

理由は、

  • 数が多いので自分に合う格安SIM・プランを必ず選べる
  • 先述の通り、ドコモ回線ならドコモのスマホをそのまま使える(SIMロック解除不要)
  • ドコモ回線ならSIMフリースマホのほとんどが使える

などです。

逆に、au回線やソフトバンク回線の格安SIMは選択肢が少ないですし、特にau回線は通信規格の都合上使えるスマホの種類が少ないのでオススメしません。

格安SIM・プランを決める

回線の種類が決まったら、格安SIMとプランを選びます。

格安SIMをひとつひとつ吟味していっても良いのですが、格安SIMは数が多いので目的から格安SIMを選ぶと早いです。

詳細は以下の記事で解説している通りです。

格安SIM・スマホのおすすめの選び方とは?
格安SIMは自社で回線設備を持つ必要がなく参入するための敷居が低いことから、近年ものすごい勢いで数が増えています。正確な数は分かりませんが、格安SIM事業を手掛け...

なお、各ページにて特に断りのない限りは基本的に全てドコモ回線です。

格安SIMへMNP転入する手順

以上で格安SIMへ乗り換える前の準備は完了です。

記事が長くなってきたので、実際に格安SIMへMNP転入する手順は以下の記事にて解説しています。

ドコモ・au・ソフトバンクから格安SIMへMNP転入する方法(乗り換える方法)
準備などMNPを行う前に、事前に以下のことをやっておく必要があります。 クレジットカードや本人確認書類の用意 違約金の確認 使うスマホをどうするのか(今あるもの...

2018/02/07