格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

格安SIMへの乗り換え時期は違約金を払ってでも早い方がお得

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)には2年縛りがあり、2年に1回しか訪れない契約更新月以外に解約すると高額な違約金が発生してしまいます。

そのため、契約更新つきまで待ってから格安SIMへ乗り換えようとしている人は多いのではないでしょうか。

しかし、実は違約金を支払ってでも今すぐ格安SIMへ乗り換えてしまった方がお得になるケースの方が圧倒的に多いと言えます。

その理由を以下で解説したいと思います。

今すぐ乗り換えた方がお得な理由

例えば、ドコモから格安SIMの楽天モバイルへ乗り換える場合を想定します。

ドコモと楽天モバイルでiPhone 7を使うときの毎月の支払い金額の詳細はこちらの記事で解説している通りですが、金額だけを抜粋すると、

  • ドコモ : 8,208円/月
  • 楽天モバイル : 5,184円/月

です。

つまり、一旦乗り換えてしまえば楽天モバイルはドコモと比べて毎月3,024円もお得ということであり、ドコモ解約時に発生する違約金(契約中のプランによりますが約1万円)をたったの4ヶ月で回収できてしまうということを意味しています。

上記のドコモと楽天モバイルはあくまでも例ですが、他の格安SIMを契約する場合でも似たような感じです。

このように、解約する段階では違約金のせいで収支がマイナスになってしまうものの、格安SIMの安さのお陰で数ヶ月以内には確実に収支がプラスに転じますので、違約金を支払ってでも大手キャリアから今すぐ格安SIMに乗り換えてしまった方がお得だと言えるのです。

乗り換え前の準備や具体的な乗り換えの手順は以下で解説しています。

機種代の残金があるとき

ただし、大手キャリアで機種代金を分割払いしている最中に解約するときは解約時に残金を一括で支払わなければならないので注意が必要です。

契約から1年もしないうちに解約する場合は数万円単位の請求が来ることは覚悟しておきましょう。

また、機種によっては契約中は毎月機種代金と同額程度の割引を受けられる(= 実質ゼロ円)ことがあるため、機種代の割引のために大手キャリアを2年間使い続けるかどうか悩むことがあるかもしれません。

しかし、先述の通り大手キャリアと格安SIMの月額料金の間には大きな差額がありますので、違約金と同様に割引を捨ててでも格安SIMへ乗り換えた方がお得になることが多いです。

毎月の機種代の割引額よりも差額の方が大きいようなら、今すぐ格安SIMへ乗り換えてしまいましょう。

更新月が近いとき

唯一の例外は、更新月がすぐそこまで迫っている場合です。

更新月が近いときに限っては、違約金を支払うよりも更新月まで待ってから解約した方がお得だからです。

判断基準は、

  • 違約金 > 大手と格安SIMの毎月の差額 * 更新月までの月数 : 更新月まで待つ方が得
  • 違約金 < 大手と格安SIMの毎月の差額 * 更新月までの月数 : 今すぐ乗り換えた方が得

という感じです。

例えば、違約金が10,000円、毎月の差額が3,000円だと仮定して具体的な数字を当て嵌めると、

  • 10,000円 > 3,000円/月 * 3ヶ月 = 9,000円 : 差額の方が安い = 更新月まで待つ
  • 10,000円 < 3,000円/月 * 4ヶ月 = 12,000円 : 違約金の方が安い = 今すぐ乗り換える

と判断できます。

ただ、毎月の差額にもよりますが更新月まで待った方がお得になるのは更新月の直近数ヶ月間だけですので、今すぐ格安SIMへ乗り換えた方がお得になるパターンの方が多いです。

また、いちいち計算するのが面倒であれば、更新月までの月数を気にせずにさっさと乗り換えてしまった方が良いです(ずっと格安SIMを使い続ければいつかは取り戻せます)。

まとめ

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)には2年縛り・更新月・違約金があるせいで、格安SIMへいつ乗り換えるのがベストなのか非常に分かりにくいです。

しかし、この記事で解説した通り、基本的には違約金を支払ってでも今すぐに大手キャリアを解約して格安SIMへ移ってしまう方がお得であることは間違いありません。

これがベストな選択だとは言えないかもしれませんが、ベターな選択であることは確かだと思います。

詳しい乗り換え手順や最適な格安SIMの選び方などは以下の記事にて解説していますので、是非参考にしてみて下さい。