格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

IIJmio(みおふぉん)の口コミ評判

基本情報

IIJmioの基本情報
サービス名 IIJmio(読み方 : アイアイジェイミオ)
※音声通話機能付きSIMは「みおふぉん」
回線 タイプD(ドコモ回線)・タイプA(au回線)のどちらかを選べる
データプラン 通常プラン : 3GB・6GB・10GB
エコプラン : 3GB・7GB
月額料金
  • データ通信専用SIM : 900円/月~(タイプDのみ)
  • SMS機能付きSIM : 1,040円/月~(タイプD)、900円/月~(タイプA)
  • 音声通話機能付きSIM : 1,600円/月~(タイプD・タイプA)
最低利用期間 利用開始日の翌月末日まで
違約金 音声通話機能解除調停料金 :
(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜)
※音声通話機能付きSIMのみ
通話料金 20円/30秒(通常時)
10円/30秒(専用アプリ「みおふぉんダイアル」使用時)
※それぞれ家族間通話時は更に20%の割引
通話定額
オプション
600円/月(誰とでも3分まで・家族と10分まで無料)
830円/月(誰とでも5分まで・家族と30分まで無料)
通信速度 ・タイプD(ドコモ回線)
高速通信時 : 下り最大375Mbps・上り最大50Mbps
・タイプD(au回線)
高速通信時 : 下り最大370Mbps・上り最大25Mbps
低速通信時 : 200kbps
通信速度の制御 専用アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」で高速通信のON/OFFが可能
3日間制限 ・タイプD(ドコモ回線)
低速通信時 : 366MB(高速通信中は制限なし)
・タイプA(au回線)
高速通信時 : 6GB
低速通信時 : 366MB
データ容量の
繰り越し
翌月まで繰り越し可能
データ容量の
追加
200円/100MB
※毎月最大30回まで購入可能
※有効期限は購入月から3ヶ月後の末日
SIMカードの
追加
1枚につき400円/月
※ファミリーシェアプランは3枚目まで無料
支払い方法 クレジットカードのみ
(デビットカード・Vプリカ不可)
年齢制限 18歳未満は契約不可
18歳・19歳が契約するときは親権者(法定代理人)の同意確認が必要

IIJmioのここがオススメ

  • 回線をタイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)の2種類から選べる
  • エコプランはデータ容量が余ると割引される(100円/0.5GB)
  • 高速通信中は3日間制限がない(タイプDのみ)
  • 低速状態になっても比較的速い
  • 運営会社が大企業なので技術力・信頼性が高い

プラン・料金

通常プラン

IIJmioの通常プランは以下の通りです。

IIJmio(みおふぉん)の通常プランと月額料金
プラン タイプ 高速通信
データ容量
SIMカードの種類・月額料金 最大
SIM枚数
データ専用 SMS付き 音声通話
ミニマム
スタート
D 3GB/月 900円/月 1,040円/月 1,600円/月 2枚
A - 900円/月
ライト
スタート
D 6GB/月 1,520円/月 1,660円/月 2,220円/月 2枚
A - 1,520円/月
ファミリー
シェア
D 10GB/月 2,560円/月 2,700円/月 3,260円/月 10枚
A - 2,560円/月

超大手企業である株式会社インターネットイニシアティブが運営している格安SIMで、回線の信頼性の高さに定評があります。

プランや月額料金は標準的なので価格設定が安い他社には負けてしまいますが安定性を重視するなら非常にオススメできる格安SIMです。

当サイト管理人の私もIIJmioのミニマムスタートプランを契約してから約2年になります(私の請求金額はトップページ参照)。

回線はタイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)を選ぶことができるため、ドコモとauで使っている端末をIIJmioでも使うことができて初期費用を抑えるのに役立ちます両キャリアか(ドコモはSIMロック解除不要、auはSIMロック解除が必要)。

また、タイプAにはデータ通信専用SIM(SMSなし)がない、SMS機能付きSIMがタイプDよりも安いという特徴があります。

エコプラン

IIJmioのエコプランは以下の通りです。

IIJmio(みおふぉん)のエコプランと月額料金
プラン タイプ 高速通信
データ容量
SIMカードの種類・月額料金 最大
SIM枚数
データ専用 SMS付き 音声通話
エコプランミニマム A 3GB/月 - 900円/月 1,600円/月 3枚
エコプランスタンダード 7GB/月 - 1,700円/月 2,400円/月

Aタイプ(au回線)しかありませんが、余ったデータ容量0.5GB毎につき100円が割引になるという内容のプランです。

例えば、1.5GB余った場合は300円の割引を受けることができます。

「余裕を持ったプランを契約したいけど無駄にデータ容量を残してしまう(そして、繰り越しても使い切れずに消滅してしまう)のは嫌だ」という人には金銭的なメリットが大きいのでおすすめです。

一方で、余ったデータ容量を繰り越しできない、既に通常プランを契約中のときはエコプランへプラン変更することはできない(エコプランから通常プランへの変更も不可)というデメリットがあるので注意が必要です。

常時低速プランを実現できる

その他の使い方としては、契約直後に高速通信をOFFにしてしまえば毎月最大の割引を受けることができるので、エコプランミニマム・エコプランスタンダードともに200kbpsで通信できる通話SIMを1,200円/月で維持できるようになります。

このような方法で疑似的に作った低速回線専用の格安SIMは、200kbps前後の格安SIMの中では標準的な月額料金でありながら必要になったらプラン変更することなく高速通信を使えるためかなり便利です(高速通信を使いたくなったら高速通信をONにするだけ)。

例えば、普段は外ではあまりスマホを使わないので200kbpsで十分という人でも、たまに旅行や出張などに行くときには地図アプリや乗り換え案内アプリなどを沢山使いたい、といった希望があると思いますが、IIJmio(みおふぉん)のエコプランなら高速通信のON/OFFを切り替えるだけでそのような運用が可能になるので、人によっては利便性がかなり高いのではないでしょうか。

参考 : 200kbps前後の格安SIM
参考 : 500kbps前後の格安SIM

端末セット購入が必須

ただし、エコプランは端末とSIMカードのセット購入でなければ契約できないという欠点があります。

従って、

  • SIMカードだけを購入して、端末を今使っているものをそのまま使い続けたい
  • Amazonなどで別に購入したい

といった場合はエコプランは選びにくいです。

 

また、IIJmioは端末の割引などをあまり行っていないことから、端末とのセット購入があまりおすすめできないという点が非常に残念です(割引のある他の格安SIMでセット購入するか、Amazonなどで購入した方が安い)。

とはいえ、契約後はずっとエコプランの割引を受け続けることができて最終的にはIIJmioの方がお得になる可能性が高いですので、長期的な視点では多少端末が高くても(高いと言っても定価ですが)IIJmioでエコプランと端末をセット購入するのは悪くないと思います。

また、新しい端末が不要という場合でも、購入した端末を速攻でヤフオクなどで売り払ってしまえば購入資金の一部を取り返せますので、エコプランの長期間の割引を受けたいなら多少の赤字覚悟でセット購入してしまっても良いのではないでしょうか。

追加SIM

2枚目以降のSIMカードを追加するときの料金は以下の通りです。

IIJmio(みおふぉん)の追加SIMの料金
タイプ 発行
手数料
追加SIMの月額料金
追加SIM利用料 付帯料金
データ専用 SMS付き 音声通話
D 2,000円/枚 400円/月・枚
※ファミリーシェアは4枚目から
※それ以外は2枚目から
+0円/月・枚 +140円/月・枚 +700円/月・枚
A - +0円/月・枚

SIMカード1枚につき400円/月の追加SIM利用料が必要となり、SIMカードの機能によって別途付帯料も発生します。

例えば、Dタイプ(ドコモ回線)でSMS付きSIMを追加するときは計540円(= 400円 + 140円)、Aタイプ(au回線)で音声通話機能付きSIMを追加するときは計1,100円(= 400円 + 700円)が必要です。

ただし、追加SIM利用料に限りファミリーシェアプランは4枚目から、それ以外は2枚目から発生します(付帯料金はかかります)。

なお、後述の通り「ファミリーシェア」という名前が付いていますが全然家族向きではありませんので注意が必要です。

参考 : 家族向けプランのある格安SIM

その他の料金

月額料金以外に必要となる料金は、以下の通りです。

  • 初期費用 : 3,000円
  • 通話料 : 20円/30秒(「みおふぉんダイアル」使用時は10円/30秒)
  • 通話定額オプション : 600円 or 830円
  • その他オプション(留守番電話等) : 200円~
  • SMS送信料 : 3円~
  • SIMカード再発行等 : 2,000円/枚
  • 追加クーポン : 200円/100MB
  • MNP転出 : 3,000円
  • 音声通話機能解除調定金 : ~12,000円

MNP転入で乗り換える方法・手順

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からIIJmio(みおふぉん)にMNPで乗り換える方法は以下の記事にて詳細に解説しています。

IIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換える方法・手順
現在大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を契約中だけど、「IIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換えたい!」と考えている人もいると思います。IIJmio(みおふぉん)はドコ...

IIJmio(みおふぉん)ではドコモ回線とau回線を選べることから、ドコモユーザーとauユーザーは簡単に乗り換えることができます。

また、ソフトバンクユーザーでも現在iPhoneを使用中の方は乗り換えやすいです。

参考 : 格安SIMでiPhoneを約7万円安く使う方法
参考 : 格安SIMでAndroidを約10万円安く使う方法

メリット

ドコモ回線とau回線を選べる

IIJmioでは、

  • タイプD(ドコモ回線)
  • タイプA(au回線)

の2種類を選択することができます。

一概にどちらが良いと言うことはできませんが、現在ドコモを契約中で今使っているスマホをIIJmioでも継続して使いたいという場合にはタイプD(ドコモ回線)を選ぶとSIMカードを挿すだけで使えるので便利です。

また、auからスマホを持ち込みたいときにはタイプA(au回線)がオススメです。

ソフトバンクから乗り換える場合または乗り換えるタイミングでSIMフリーのスマホを新規購入するという場合はどちらの回線でもあまり大差はありません。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からIIJmio(みおふぉん)へMNP転入する方法・手順については、IIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換える方法・手順をご参照下さい。

参考 : au回線を使える格安SIM

「みおふぉんダイアル」で通話料半額

IIJmio(みおふぉん)は有料の通話定額オプション(後述)に加入しない限り無料通話が一切ないため、電話をかけたらかけた分だけ通話料(20円/30秒)が加算されます。

そのため、長電話をする人は通話料が高額になりがちで、使い方によっては月額料金と通話料を合わせると大手キャリアと同じくらいの請求金額になってしまう可能性すらあります。

しかし、IIJmio(みおふぉん)にはみおふぉんダイアルという専用の無料アプリがあり、このアプリで通話することで通話料を半額(10円/30秒)に抑えることができます。

みおふぉんダイアルアプリ
みおふぉんダイアルアプリ
無料
posted with アプリーチ

みおふぉんダイアルはIP電話の類ではないのでデータ容量を消費することはありません(電話回線を使用する)し、発信番号も契約中の携帯電話番号(090・080~)のままなので相手に不審がられる心配もありません(IP電話だと050~になってしまう)。

また、インストールするとスマホ標準の電話帳の内容を丸ごと同期してくれるので電話帳移行の手間もなくすぐに使うことができます。

非常に使いやすく且つ有益なアプリなので「みおふぉんダイアルを使うと通話料半額」というよりもむしろ「みおふぉんダイアルを使わないと通話料2倍」という感じですので、IIJmio(みおふぉん)と契約したら真っ先にインストールするようにしましょう。

通話定額オプションがある

通話定額オプションに加入することでも通話料を安く抑えることができます。

IIJmio(みおふぉん)の通話定額オプション
1回の通話時間が 月額料金
(税抜)
無料通話時間
家族と 誰とでも
短い方向け 600円 10分以内 3分以内
長い方向け 830円 30分以内 5分以内

いずれも有料のオプションなので月額料金が発生してしまいますが、誰に何度かけても3分もしくは5分以内の通話が完全無料になるので効果は極めて大きいです。

仕事のやりとりのために短い確認・報告などの電話を何度も繰り返すことが多い人は加入しておいた方が良いと思います。

なお、無料通話時間を超えた分については10円/30秒(家族は8円/30秒)の通話料がかかります。

参考 : かけ放題・無料通話オプションがある格安SIM

高速通信中は3日間制限がない(タイプD)

一般的に大手キャリアや他の格安SIMでは、直近の3日間に通信したデータ量が一定以上になると、高速通信可能なデータ容量が残っていたとしても速度制限がかかって低速での通信を余儀なくされていまいます。

しかし、IIJmioのタイプD(ドコモ回線)の高速通信中に限り。どんなに大量の通信を行っても速度制限がかかることがないため、常に快適にインターネットを利用することができます。

ミニマム・ライトスタート・ファミリーシェアの全てのプランに適用され、データ容量の多さは関係ありません。

ただし、タイプD(ドコモ回線)の高速通信中以外では以下の通り3日間制限がかかってしまいますので注意しましょう。

  • タイプAの高速通信中 : 3日あたり6GB
  • 低速通信中(高速通信OFF or データ容量枯渇時) : 3日あたり366MB(= 0.366GB)

高速通信をON/OFFできる

IIJmioと契約した後、IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)という専用アプリをインストールすることで、高速通信のON/OFFを自由に切り替えられるようになります。

IIJmioクーポンスイッチ

IIJmioクーポンスイッチ
無料
posted with アプリーチ

後述の通りIIJmioは低速通信でも通信得度が速いですので、LINE・メール・ニュース記事の閲覧といったテキスト主体のデータ通信のときはOFFに、動画閲覧やゲームのときはONにするなど、通信内容に合わせて高速通信のON/OFFを使い分けることでデータ容量を大幅に節約することが可能となります。

また、現在どのくらいのデータ容量が残っているのかを確認することもでき、計画的なデータ容量の使い方を検討する際にも役に立ちます。

IIJmio(みおふぉん)の口コミ評判

参考 : 高速通信のON/OFFを切り替えられる格安SIM

低速通信でも速い

大手キャリアでは3日間制限などにより低速通信状態になると回線速度が128kbpsまで低下してしまいますが、IIJmioでは低速通信状態でも200kbpsとなります。

ものすごく速いというわけではないものの、大手キャリアの約1.5倍の回線速度もの速さをとなります。

また、初速バーストという仕組みにより、低速通信状態でも通信の最初の75KBに限っては高速通信をしてくれますので、テキスト主体のデータ通信であればストレスを感じることなく利用することができます。

初速バーストのイメージ

初速バーストのイメージ

矛盾した表現ではありますが、低速でも200kbps・初速バーストがあるおかげでIIJmioは「低速通信でも速い」と言えます。

参考 : 初速バースト転送機能(バーストモード)がある格安SIM

余ったデータは翌月に繰り越しできる

割り当てられたデータ容量をひと月の間に使い切れないときは、全て翌月に繰り越すことができます。

IIJmio(みおふぉん)の口コミ評判

繰り越した分を更に翌月まで繰り越すことはできません(繰り越せるのはひと月だけ)が、繰り越し分から優先的に消費されるようになっているので大抵の場合は繰り越した分が無駄になってしまうことはまずないと思います。

参考 : 高速通信データ容量を繰り越しできる格安SIM

端末セット販売がある

IIjmioでは、格安SIMのみの販売の他に格安SIMと格安スマホのセット販売が行われています(IIJmioサプライサービス)。

セット販売(IIJmioサプライサービス)の一例

セット販売(IIJmioサプライサービス)の一例

格安SIMだけを購入する場合は端末を別途自分で用意しなければならないためSIMカード・SIMロック(解除)などの仕組みをある程度理解していなければならず、スマホやインターネットなどが苦手な人にとっては一苦労です。

しかし、セット販売ならSIMカードとSIMフリーのスマホが同時に手に入るため難しいことを考える必要は一切なく、購入後はスマホにSIMカードを挿入するだけでOKという手軽さがあります。

「格安SIM・スマホを使いたいけど、どんなスマホを選べば良いのか分からない。」という人には非常にオススメです。

また、セット販売限定の「端末補償オプション(月額380円)」に加入すれば、画面割れ・水濡れ・破損(全損・部分)が発生してしまっても新品の交換端末を土日祝でも翌日に配送してくれるという手厚い補償を受けることもできます。

IIJmio(みおふぉん)の口コミ評判

これは自分で端末を用意した場合には受けられないサービス(持ち込み端末甩の保証オプションはやや質が落ちる)ですので、端末を落としたりぶつけたりすることが多い人は補償目的でセット販売を利用するのも良いと思います。

iPhoneが使える

自分でiPhoneを持ち込めば、IIJmioでiPhoneを使うことができます(セット販売にiPhoneはありません)。

タイプD(ドコモ回線)のSIMカードとドコモのiPhoneの組み合わせだとSIMロック解除を行わなくても良いので便利です。

もちろん、SIMロックを解除したau・ソフトバンクのiPhoneやSIMフリーのiPhoneでもOKです。

タイプA(au回線)のSIMカードを用いるときは、SIMフリーのiPhone以外はドコモ・au・ソフトバンクのいずれもSIMロックを解除している場合のみ使えます。

ただし、「SIMロック解除できるiPhoneは2015年5月以降に発売された端末のみ」であるため、実質的にSIMロックを解除できるiPhoneは6s/6s Plus/7/7 Plusのみに限定されています。

従って、iPhoneを使いたい場合は、

  • ドコモのiPhoneを持ち込んでタイプD(ドコモ回線)にする
  • SIMフリーのiPhoneを購入する(回線はD・AのどちらでもOK)

のどちらかを選ぶのが簡単です。

SIMフリーのiPhoneはアップルストアなどで変えますし、中古のSIMフリーiPhoneやドコモのiPhoneはヤフオクやメルカリなどで安価で購入できます。

参考 : 格安SIMでiPhoneを約7万円安く使う方法

SIMカードを追加できる

通常は1契約につき1枚のSIMカードを、追加発行することができます。

これにより、

  • 音声通話機能付きSIM
  • データ通信専用SIM

などを組み合わせて持つことができ、メインのスマホ + タブレットなど複数機器にSIMカードを挿すことが可能となります(データ容量は複数のSIMカードで共有)。

複数台の端末をインターネットに接続したければSIMカード1枚でテザリングを使うという手もありますが、テザリングだとスマホのバッテリー消費が激しくなる・テザリングのON/OFFの切り替えが面倒(例え数タップだけでも使う度にON/OFFするのは手間がかかる)という欠点がありますので、SIMカードを複数枚持ってそれぞれの機器に挿入しておくという方法は悪くありません。

SIMカードの追加料金は400円/枚で、ファミリーシェアプランは3枚目まで無料です。

また、SIMカードの種類により機能付帯料金が以下の通りかかります。

  • データ通信専用SIM(SMSなし) : 無料
  • SMS機能付きSIM : 140円/月
  • 音声通話機能付きSIM : 700円/月

従って、ミニマムスタートプランで

  • 音声通話機能付きSIM : 1枚目
  • SMS機能付きSIM : 2枚目

を持つときは、月額料金1,600円(1枚目) + 追加SIMカード利用料400円(2枚目) + 機能付帯料金140円(2枚目)を合わせて計2,140円/月の月額料金となります。

意外とリーズナブルな金額で維持できるので、テザリングを常用しているのであれば追加SIMカードの発行を検討しても良いのではないかと思います。

参考 : 複数枚の追加SIMカードを持てる格安SIM

運営が超大手で安心

IIJmioを手掛けているのは株式会社インターネットイニシアティブという大企業です。

  • 設立年月日 : 1992年12月3日
  • 資本金 : 22,970百万円
  • 従業員数 : 連結 3,124名 単体 1,868名
  • 上場証券取引所 : 東京証券取引所市場第一部(3774)・米国ナスダック(IIJI)

個人向けの事業は格安スマホのIIJmioやインターネットプロバイダ(hi-ho)などあまり多くないため一般的な知名度はそれほど高くないと思います。

しかし、法人向けにクラウド・セキュリティ・WAN・ネットワーク・データセンターシステム・インテグレーションなどの多岐に渡る事業を長年継続しており、確かな技術力を持っている企業であることは間違いありません。

企業の技術力は信頼性の高さにつながりますので、安心・安全な格安SIMを使いたいならIIJmioは最適な選択肢のうちの一つだといえます。

デメリット

プランが少ない

データ容量の選択肢が少なく、通常プランには

  • ミニマムスタートプラン : 3GB
  • ライトスタートプラン : 6GB
  • ファミリーシェアプラン : 10GB

の3種類しかありません。

※エコプランはエコプランミニマム(3GB)とエコプランスタンダート(7GB)の2種類なので、データ容量の選択肢としては7GBの1つしか増えません。

そのため、3GBだと多過ぎるという人や10GBだと少すぎるという人は、1~2GBや20~30GBといったプランを選べる他社の格安SIMの方が使い勝手が良いと思います。

とはいえ普通のは3GB・6GB・10GBのいずれかが最適だと思いますので、極端なライトユーザーやヘビーユーザー以外はプランの少なさが気になることはないはずです。

参考 : 高速通信データ容量別の格安SIM

セット販売端末の割引がほとんどない

他社の格安SIMだとセット販売の端末はキャンペーンによって割引されていることが多く、特に意識しなくても定価よりも安い価格で端末を購入することができます。

むしろ、常時割引価格で販売されているような感じなので、定価で買ってしまうと逆に割高に感じてしまうくらいです。

しかし、IIJmioのセット販売端末は基本的に定価販売であり、割引キャンペーンなどが実施されていることはほとんどありません。

SIMカードだけ購入できれば良いという人には全く関係ない話ですが、SIMカードと端末のセット購入を検討しているのであれば、IIJmioはあまり良い選択肢とは言えません。

支払いはクレジットカードのみ

支払い方法はクレジットカードのみとなっており、大手キャリアのような口座振替・請求書・インターネットバンキング(Pay-easy)などには一切対応していません。

IIJmio(みおふぉん)の口コミ評判

上記の通り、クレジットカードと同じように使えるデビットカードやVプリカ(プリペイドカード)にも未対応です。

純粋なクレジットカードを持っていなければIIJmioを使うことはできません。

フルタイムで勤めている人なら正規・非正規に関わらず簡単にクレジットカードを発行できる(カードによりますが)ので普通に仕事をしているなら全く問題になることはないと思いますが、専業主婦・学生・自己破産者などは結構厳しいかもしれません。

どうしてもクレジットカードを発行できないときは以下のようなデビットカードで契約できる格安SIMを検討してみましょう。

参考 : クレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM

違約金がある(通話SIMのみ)

IIJmioの最低利用期間は利用開始日の翌月末日までなので、サービス内容に不満があれば最長でも2ヶ月弱で解約することができます。

このとき、データ通信専用SIM・SMS機能付きSIMは特にペナルティがなく、解約手続きを行ってしまえばそれでおさらばです。

一方、音声通話機能付きSIMは契約から12ヶ月未満で解約すると「音声通話機能解除調定金」という最大12,000円の違約金が発生してしまいます。

とはいえ、

  • 12ヶ月経過後はいつでも解約できる(違約金なし)
  • 利用月数が長いと減額となる(以下参照)

という特徴があるため、2年縛りや更新月がある大手キャリアと比べると極めて良心的だと思います。

音声通話機能解除調定金額の計算
2014年4月に利用を開始した場合の音声通話機能解除調定金額
2014年4月解除 12,000円(税抜)(残り12ヶ月 x 1,000円)
2014年5月解除 11,000円(税抜)(残り11ヶ月 x 1,000円)
2014年6月解除 10,000円(税抜)(残り10ヶ月 x 1,000円)
2014年7月解除 9,000円(税抜)(残り9ヶ月 x 1,000円)
2014年8月解除 8,000円(税抜)(残り8ヶ月 x 1,000円)
2014年9月解除 7,000円(税抜)(残り7ヶ月 x 1,000円)
2014年10月解除 6,000円(税抜)(残り6ヶ月 x 1,000円)
2014年11月解除 5,000円(税抜)(残り5ヶ月 x 1,000円)
2014年12月解除 4,000円(税抜)(残り4ヶ月 x 1,000円)
2015年1月解除 3,000円(税抜)(残り3ヶ月 x 1,000円)
2015年2月解除 2,000円(税抜)(残り2ヶ月 x 1,000円)
2015年3月解除 1,000円(税抜)(残り1ヶ月 x 1,000円)
2015年4月解除 0円

参考 : 音声通話SIMの最低利用期間がない・短い格安SIM

ファミリーシェアプランは使いづらい

IIJmioには家族でデータ容量を共用でき、かつ月額費用も安価に抑えることができるという触れ込みのファミリーシェアプランがあります。

IIJmio(みおふぉん)の口コミ評判

しかし、

  • 1契約に対して複数SIMを発行して家族で使うタイプのプランである
    (家族それぞれがIIJmioと契約し、それらを家族として扱うわけではない)
  • MNPを行う前に各回線を同じ名義にしておく必要がある
    (上記の通り、IIJmioの契約は1契約にしないといけないため)
  • 既にIIJmioを契約している者同士はファミリーシェアプランに移行できない
  • SIM毎にデータ容量の上限を決めることができない
    (誰か一人が使い過ぎたらすぐに枯渇する)

といったデメリットの方が遥かに大きいため、実際にはほとんど使い物になりません。

確かに、家族が個別にIIJmioと契約するよりもファミリーシェアプランを利用した方が月額料金を安価に抑えられるのは事実です。

しかし、ファミリーシェアプランを使ったからといって劇的に安くなるわけではありませんし、データ容量も家族全員で10GBなので人数が増えると一人あたりの使える量がかなり少なくなってしまいます。

例えば、家族4人で個別に音声通話機能付きSIMをミニマムスタートプランで契約する場合とファミリーシェアプランを契約する場合を比較すると、差額は4人合わせて640円/月(1人あたりたったの160円/月)で、データ容量は2.5GB/人となります。

・4人家族のときの月額料金
個別 : 1,600円/月 * 4人 = 6,400円/月
シェア : 3,260円/月 + 追加SIM700円/月 * 3人 + 400円/月 * 1人 = 5,760円/月 (1人あたり1,440円/月)
差額 : 640円
※4枚目以降のSIMカード発行時に400円/月の追加SIM利用料が必要

・4人家族のときのデータ容量
個別 : 3GB
シェア : 10GB / 4人 = 2.5GB/人

また、みおふぉんダイアルを使えば家族間通話を8円/30秒に抑えられるものの、家族で連絡を取り合うならLINE電話を使えば完全無料なのでみおふぉんダイアルを使うこと自体にあまり意味がありません。

従って、ファミリーシェアプランを申し込むくらいなら家族それぞれが個別にミニマムスタートプランに申し込みをした方が利便性が高くなるのです。

そもそも「ファミリーシェア」と言いつつ本質的には「1人が複数のSIMカードを発行して大容量(10GB)を使うことができる」プランであり、それを無理やり「複数SIMがあるなら家族で使うこともできるはずだ」と解釈しているだけに過ぎないプランです。

MNP前に回線名義を一つに統一しておかなければならない・既にIIJmioを契約している者同士はファミリーシェアプランに移行できないといった不便さはそこが原因で生まれているというわけです。

他社の格安SIMは家族それぞれが個別に契約した回線でも家族として扱ってくれるところもあります(家族で使いやすい格安SIMはこちら)ので、IIJmioにもそのような本当のファミリーシェアプランを今後期待したいところです。

2018/02/07