格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

IIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換える方法・手順

現在大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を契約中だけど、「IIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換えたい!」と考えている人もいると思います。

IIJmio(みおふぉん)はドコモ回線を使えるプランがあることからドコモとIIJmio(みおふぉん)の相性は良く、現在ドコモを契約中なら簡単にMNPで乗り換えることができます。

また、au回線を使えるプランもありますので、auユーザーも乗り換えやすいです。

ソフトバンクはiPhoneユーザーのみ乗り換えやすいのですが、ソフトバンクでAndroidを使用中でも乗り換えに合わせてスマホを購入すればMNP転入できないというわけではありませんので安心して下さい(詳しくは後述)。

ここでは大手キャリアからIIJmio(みおふぉん)へ乗り換える具体的な手順について解説していきます。

IIJmioの特徴

まず簡単にIIJmio(みおふぉん)の特徴をご紹介します。

IIJmio(みおふぉん)には、

  • タイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)を選べる
  • 専用アプリ「みおふぉんダイアル」を使えばいつでも通話料半額(10円/30秒)
  • ○分かけ放題オプションがある(3分:600円/月、5分:830円/月)
  • ドコモ回線のプランなら高速通信中は速度制限(3日間制限)がない
  • 高速通信と低速通信を任意のタイミングで切り替えられる
  • 初速バースト転送機能があるので低速通信時でも快適
  • 余ったデータ容量を翌月まで繰り越しできる
  • 超大手IT企業の株式会社IIJが運営しているので信頼性が抜群

といった使いやすい機能や特徴が満載です。

デメリット

欠点と言えば通常プランが少ない(3GB・6GB・10GBの3種類のみ)ことが挙げられますが、一般的なユーザーなら3つのプランのどれかで十分対応可能なので大量のデータ通信をしたいヘビーユーザーや逆にほとんどデータ通信をしない超ライトユーザー以外が欠点だと感じることはないと思います。

また、

  • 決済方法はクレジットカードのみ
  • 混雑時は速度低下が発生しやすい
  • 最低利用期間1年 & 違約金がある(最大12,000円)

といった点も挙げられますが、これらはIIJmio特有の問題ではなく格安SIM全般に該当する話ですのでIIJmioだけが特別不利というわけではありません。

以上を踏まえるとIIJmio(みおふぉん)は格安SIMの中でもかなりおすすめだと言えます。

なお、詳しいレビュー・評価についてはIIJmio(みおふぉん)のレビュー記事を参照して下さい。

IIJmioで使えるスマホについて

具体的なMNPの手順の前に、IIJmio(みおふぉん)で使えるスマホを把握しておきましょう。

スマホの調達方法や種類と、各回線タイプ(ドコモ or au)での使用可否の対応は以下の通りです。

SIMフリー・白ロム・赤ロムについての詳しい解説はこちらを参照して下さい。

各スマホと回線タイプの対応
IIJmioで使うスマホ IIJmioの各回線タイプで使えるかどうか
調達方法 機種 種類 タイプD(ドコモ回線) タイプA(au回線)
ドコモから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除不要で
使える
SIMロック解除すれば使えるが、
タイプDを契約すれば
SIMロック解除不要なので
タイプAを契約するのは無意味。
Android
auから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
Android auのAndroidはタイプDで
動作未検証なので
基本的に使えないと
考えた方が良い。
SIMロック解除すれば使える
ソフトバンクから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
Android ソフトバンクのAndroidはIIJmioで動作未検証なので
基本的に使えないと考えた方が良い。
新品を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
Android
中古を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
避けた方が無難。
Android SIMフリー 古いAndroidは最新OSへアップデートできないことが多く
セキュリティ的な不安があること、
また、SIMフリーのAndroidは安価(1~2万円)で
買えることから新品がおすすめ。
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
避けた方が無難。

SIMフリー

大手キャリア・格安SIMを問わず、全ての通信事業者で使えるスマホのこと。

白ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのこと。
当該キャリアのSIMロックがかかっており、他の通信事業者のSIMカードを挿しても使えないが、「ドコモの白ロム × ドコモ回線の格安SIM」という組み合わせならSIMロック解除不要で使える。
SIMロックを解除すれば全ての通信事業者で使える。

赤ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのことで、元白ロム。
不正な手段(盗難・詐欺など)で取得されたことが判明したり機種代金の支払いが滞ったりすると、当該通信事業者のSIMカードを挿しても通信できない「赤ロム」という状態になる。
一旦、赤ロムになると白ロムに戻ることはない。

SIMフリー・白ロム・赤ロムのより詳しい解説はこちらを参照して下さい。

大手キャリアから持ち込むとき

上記の通り、ドコモからスマホを持ち込んでタイプD(ドコモ回線)のプランを契約すると、iPhone・AndroidともにSIMロックを解除せずともSIMカードを挿入するだけでそのまま使えるという特徴があります。

これがドコモからIIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換えしやすい理由です。

auとソフトバンクからスマホを持ち込むときは、iPhoneはSIMロック解除さえ行えばIIJmio(みおふぉん)でも継続して使うことができますし、auのAndroidに限り、SIMロックを解除すればタイプA(au回線)なら使えます。

SIMロック解除手続き

ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/

au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

※各ウェブサイトからの手続きは手数料無料ですが、キャリアショップだと3,000円かかります。

なお、「ドコモのiPhone × タイプA(au回線)」の組み合わせはSIMロック解除が必要になるので無意味(タイプDなら解除不要)ですし、「auのAndroid × タイプD(ドコモ回線)」はSIMロック解除さえすれば使える場合がありますが、auのAndroidはドコモ回線の通信規格・周波数に対応していないことが多いです。

新品・中古を購入するとき

SIMフリーの新品を購入するときはiPhone・AndroidともにタイプD(ドコモ回線)・タイプA(au回線)のどちらのプランを契約しても、SIMカードを挿すだけで使えます。

※ただし、auの通信規格・周波数が独特なので対応しているAndroidスマホは少ないです。

中古を購入するときは、SIMフリーのiPhoneは使いやすいので良いですが、それ以外はおすすめしません(理由は上記の表に記載の通り)。

MNP転入の手順

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からIIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換える際の所要日数・期間は以下の通りです。

MNP完了までの所要日数・期間
手順 作業内容 必要な日数・時間
1. MNP予約番号を取得する 約5~15分
2. 公式サイトから申し込みをする 最短で約3~4日(申し込み完了~SIMカード到着まで)
3. 開通手続きを行う 数時間(開通手続き完了~開通まで)
4. SIMカードを挿入する 約5~15分
5. APN設定(ネットワーク設定)を行う 約5~15分

大半はSIMカードが到着するまでの待ち時間が占めていますので、都市部に住んでいる人ほど短期間で、僻地(特に離島)住まいだと時間がかかります。

しかし、その間ずっと通話ができないということはなく、「おうちでナンバーポータビリティ」という仕組みによりSIMカードを受け取ってからMNP手続きを行うことができますので、通話できない期間は数時間程度で済みます。

MNP予約番号を取得する

大手キャリアからIIJmio(みおふぉん)へMNPで乗り換える際には、まずMNP予約番号を取得する必要があります。

MNP予約番号は、電話番号を変えずに携帯電話のキャリアを変えるためには絶対に必要となる番号で、格安SIMへの申し込みの際には入力する必要がありますので、必ず事前に取得しておかなければなりません。

取得手続きは非常に簡単で、以下の受付センターに電話をかけるだけでOKです。

MNP予約番号発行窓口の一覧
契約中のキャリア 電話番号 受付時間
ドコモ 0120-800-000 9時~20時
151(局番なし・携帯からのみ)
au/沖縄セルラー 0077-75470
ソフトバンク 0800-100-5533
ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク
ワイモバイル 0120-921-156
0570-039-151

このとき、口頭で伝えてくれる10桁のMNP予約番号を間違えないようにしっかりとメモを取ります。

事前にメモとペンを手元に用意しておき、復唱しながらメモをすると確実です。

なお、MNP予約番号には15日間の有効期限があり、7日以上の日数が残っていなければIIJmio(みおふぉん)へMNP転入することはできません(申し込み自体は可能ですが、最後まで手続きを完了できません)。

公式サイトから申し込みをする

MNP予約番号を取得したら、早速IIJmio(みおふぉん)への申し込み手続きを行います。

以下のバナーから公式サイトを訪問できます。

手続き自体は15分もあれば終わると思いますが、申し込みが完了してから手元にSIMカード(セット購入するなら端末も)が届くまでには最短3~4日程度の時間がかかりますし、土日祝日や長期休暇(ゴールデンウィークや年末年始など)を挟む場合、離島の場合はもっと時間がかかります。

SIMカードが届くまでは特にすることはないのでひたすら待ちましょう。

開通手続きを行う

SIMカードが到着したら、同封書類に記載されている「IIJmioオンデマンド開通センター」に電話をかけて開通手続きを行います。

IIJmioオンデマンド開通センター

電話番号 : 0120-711-122
受付時間 : 9~19時
開通までの所要時間 : 数時間

このとき、

  • 乗り換え対象の電話番号
  • SIMカードの識別番号の下4桁(SIMカードの裏面に記載されています)

が必要となりますので、予め手元に用意しておきましょう。

手続き後は数時間でMNPが完了します。

スマホに大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のSIMカードを挿入しておけば切り替えが完了したタイミングで圏外になるため、すぐに分かると思います。

SIMカードを挿入する

MNPが完了したらIIJmio(みおふぉん)のSIMカードをスマホに挿入します。

iPhoneは本体の右側にある穴にSIM取り出しツール(iPhone購入時に付属しています)を挿入し、SIMトレイを引き出してSIMカードを挿入します。

SIM取り出しツールがないときは画鋲や安全ピンなど細くて硬いものがあれば代用できます(ただし、推奨される取り出し方ではないので自己責任でやって下さい)。

Androidは機種によりますが大抵は背面のカバーを開けるとSIMカードを挿入できるようになっているはずです。

※iPhone・Androidともに詳しくは機種の説明書や公式サイトのヘルプを参照。

iPhoneの場合
赤枠は「SIMトレイ」と「SIM取り出しツール」

Androidの場合
機種によりSIMカードの挿入位置は異なります

SIMトレイや背面カバーが開けにくかったり、SIMカードが上手く挿入できなかったりすることもあるかもしれせんが、あまり力任せにやると破損の恐れがあるので注意しながら作業しましょう。

また、作業をするときに身体や衣服が静電気を帯びている状態でSIMカードに触れると電気的に破壊されてしまう可能性もあります。

特に冬場は静電気を帯びやすい傾向にあると思いますので、作業の前にはセーターなどを脱ぐ・金属や水に触れる(手を洗ったらちゃんと拭きましょう)などして静電気を逃がすなどの対策をとっておかないと非常に危険です。

APN設定を行う

最後にAPN設定(ネットワークの設定)を行います。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を含む大手キャリアではキャリアショップの店員さんがやってくれるので自分でやる機会はまずないのですが、格安SIMは自分で設定をしなければなりません。

とはいっても、手順は全て公開されているため、その通りに作業するだけでOKです。

APN設定の手順

https://www.iijmio.jp/service/manual/hdd/

設定情報は以下の通りです。

  • APN : iijmio.jp
  • ユーザ名 : mio@iij
  • パスワード : iij
  • 認証タイプ : PAPまたはCHAP

2017/03/06