格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

LINEモバイルへMNPで乗り換える方法・手順

現在大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を契約中だけど、「LINEモバイルへMNPで乗り換えたい!」と考えている人は結構多いのではないでしょうか。

LINEモバイルはドコモ回線を使える格安SIMなのでドコモのスマホとの相性が良く、ドコモからなら簡単にMNPで乗り換えることができます。

また、auとソフトバンクを契約中でもiPhoneユーザーなら乗り換えやすいです。

Androidユーザーは新品での端末購入をおすすめしますが、MNPできないというわけではありませんのでご安心下さい。

ここでは大手キャリアからLINEモバイルへ乗り換える具体的な手順について解説していきます。

LINEモバイルの特徴

まず簡単にLINEモバイルの特徴をご紹介します。

LINEモバイルには、

  • ドコモ回線の格安SIMなのでドコモで使っているスマホをそのまま使えて経済的
  • LINEのID検索ができる(格安SIMでID検索ができるのはLINEモバイルだけ)
  • 余ったデータ容量を翌月まで繰り越しできる
  • LINE・Twitter・Instagramなどで高速通信し放題になるカウントフリー機能がある
  • MUSIC+プランは上記に加えてLINE MUSICもカウントフリーになる
  • クレジットカードがなくてもLINE Payカードで契約できる
    (LINE Payカードの発行方法等はこちらで解説しています)
  • LINEで有名なLINE株式会社が運営しているので信頼性が抜群

といった使いやすい機能や特徴が満載です。

特に、LINE Payカードを使えばクレジットカード不要で口座振替のように契約できることから、何らかの理由でクレジットカードを持っていない(または持てない)人でも利用できる数少ない貴重な格安SIMです。

LINE Payカードの発行方法やLINE PayカードでLINEモバイルを契約する方法・手順は以下の記事で解説していますのでご参照下さい。

クレジットカード不要!LINE PayカードでLINEモバイルへ申し込みする方法
格安SIMの多くはクレジットカードがなければ契約することができません。しかし、LINE株式会社が運営しているは「LINE Payカード」があればクレジットカードがなくても契...

また、カウントフリーがあるおかげで実際に契約しているデータ容量以上に高速通信が可能ですので、SNS系アプリやLINE MUSICを頻繁に使うユーザーにとってLINEモバイルは最適だと言えます。

デメリット

しかし、一方でいくつかのデメリットもあります。

代表的的なものは、

  • 通話料が高く(20円/30秒)、かけ放題や無料通話オプションもない
    (1時間通話すると2,400円)
  • 高速通信と低速通信を切り替えられないので、データ容量の節約が困難

といったところです。

とはいえ、通話料に関しては誰でも通話料半額(10円/30秒)で電話をかけられる楽天でんわまたはG-Callを導入すれば容易に対処可能です。

また、カウントフリー機能によりデータ容量の消費はかなり軽減されますし、Wi-Fiスポットや自宅のWi-Fiを活用すればそれほど大きな問題になるわけではないと思います。

LINEモバイルに限らずデメリットのない格安SIMは存在しませんので、上記のようにデメリットを把握した上で適切に対処することが重要です。

なお、LINEモバイルの詳しいレビュー・評価についてはLINEモバイルのレビュー記事を参照して下さい。

LINEモバイルで使えるスマホについて

具体的なMNPの手順の前に、LINEモバイルで使えるスマホを把握しておきましょう。

スマホの調達方法や種類と、ドコモ回線の格安SIMであるLINEモバイルで使えるかどうかの対応は以下の通りです。

SIMフリー・白ロム・赤ロムについての詳しい解説はこちらを参照して下さい。

各スマホと回線タイプの対応
LINEモバイルで使うスマホ LINEモバイル(ドコモ回線)で
使えるかどうか
調達方法 機種 種類
ドコモから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除不要で使える
Android
auから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
Android auのスマホはLINEモバイルでは動作未検証なので
基本的に使えないと考えた方が良い。
ソフトバンクから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
Android SBのスマホはLINEモバイルでは動作未検証なので、
基本的に使えないと考えた方が良い。
新品を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
Android
中古を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
おすすめしない。
Android SIMフリー 古いAndroidは最新OSへアップデートできないことが多く
セキュリティ的な不安があること、
また、SIMフリーのAndroidは安価(1~2万円)で
買えることから新品がおすすめ。
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
おすすめしない。

SIMフリー

大手キャリア・格安SIMを問わず、全ての通信事業者で使えるスマホのこと。

白ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのこと。
当該キャリアのSIMロックがかかっており、他の通信事業者のSIMカードを挿しても使えないが、「ドコモの白ロム × ドコモ回線の格安SIM」という組み合わせならSIMロック解除不要で使える。
SIMロックを解除すれば全ての通信事業者で使える。

赤ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのことで、元白ロム。
不正な手段(盗難・詐欺など)で取得されたことが判明したり機種代金の支払いが滞ったりすると、当該通信事業者のSIMカードを挿しても通信できない「赤ロム」という状態になる。
一旦、赤ロムになると白ロムに戻ることはない。

SIMフリー・白ロム・赤ロムのより詳しい解説はこちらを参照して下さい。

大手キャリアから持ち込むとき

上記の通り、ドコモからスマホを持ち込むときはiPhone・AndroidともにSIMロック解除をしなくてもSIMカードを挿せばそのまま使えるという特徴があります。

これがドコモからLINEモバイルへMNPで乗り換えしやすい理由です。

auとソフトバンクからスマホを持ち込むときは、SIMロック解除さえ行えばLINEモバイルでも継続してiPhoneを使うことができます。

ただし、auとソフトバンクでSIMロック解除が可能な機種は2015年5月以降に発売された機種に限定されていますので、iPhoneのうち6s・6s Plus・SE・7・7 Plus以前の機種はSIMロック解除ができず、LINEモバイルで使うことはできません。

SIMロック解除手続き

ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/

au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

※各ウェブサイトからの手続きは手数料無料ですが、キャリアショップだと3,000円かかります。

また、auとソフトバンクのAndroidはSIMロックを解除してもLINEモバイル(ドコモ回線)の周波数に未対応だったり動作未検証だったりするため、基本的には使えないものと考えた方が良いです。

新品・中古を購入するとき

大手キャリアからの持ち込みではなく新品・中古を購入するときは、

  • SIMフリー : 新品はiPhone・Androidともにおすすめ。中古はiPhoneのみおすすめ。
  • 白ロム : iPhone・Androidともに避けた方が無難。

という感じです。

理由は先述の表に記載の通りです。

MNP転入の手順

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からLINEモバイルへMNPで乗り換える際の所要日数・期間は以下の通りです。

MNP完了までの所要日数・期間
手順 作業内容 必要な日数・時間
1. MNP予約番号を取得する 約5~15分
2. 公式サイトから申し込みをする 数日(申し込み完了~SIMカード到着まで)
3. 開通手続きを行う 約2時間(開通手続き完了~開通まで)
4. SIMカードを挿入する 約5~15分
5. APN設定(ネットワーク設定)を行う 約5~15分

大半はSIMカードが到着するまでの待ち時間が占めていますので、都市部に住んでいる人ほど短期間で、僻地(特に離島)住まいだと時間がかかります。

しかし、その間ずっと通話ができない空白期間になってしまうということはなく、SIMカードを受け取ってからMNP手続きを行うことができますので、通話できない期間は約2時間程度で済みます。

MNP予約番号を取得する

大手キャリアからLINEモバイルへMNPで乗り換える際には、まずMNP予約番号を取得する必要があります。

MNP予約番号は、電話番号を変えずに携帯電話のキャリアを変えるためには絶対に必要となる番号で、格安SIMへの申し込みの際には入力する必要がありますので、必ず事前に取得しておかなければなりません。

取得手続きは非常に簡単で、以下の受付センターに電話をかけるだけでOKです。

MNP予約番号発行窓口の一覧
契約中のキャリア 電話番号 受付時間
ドコモ 0120-800-000 9時~20時
151(局番なし・携帯からのみ)
au/沖縄セルラー 0077-75470
ソフトバンク 0800-100-5533
ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク
ワイモバイル 0120-921-156
0570-039-151

このとき、口頭で伝えてくれる10桁のMNP予約番号を間違えないようにしっかりとメモを取ります。

事前にメモとペンを手元に用意しておき、復唱しながらメモをすると確実です。

なお、MNP予約番号には15日間の有効期限があり、10日以上の日数が残っていなければLINEモバイルへMNP転入することはできません(申し込み自体は可能ですが、最後まで手続きを完了できません)。

公式サイトから申し込みをする

MNP予約番号を取得したら、早速LINEモバイルへの申し込み手続きを行います。

以下のバナーから公式サイトを訪問できます。

手続き自体は15分もあれば終わると思いますが、申し込みが完了してから手元にSIMカード(セット購入するなら端末も)が届くまでには数日程度の時間がかかりますし、土日祝日や長期休暇(ゴールデンウィークや年末年始など)を挟む場合、離島の場合はもっと時間がかかります。

SIMカードが届くまでは特にすることはないのでひたすら待ちましょう。

開通手続きを行う

SIMカードが到着したら、「LINEモバイルカスタマーセンター MNP開通受付窓口」に電話をかけて開通手続きを行います。

LINEモバイルカスタマーセンター MNP開通受付窓口

電話番号 : 0120-889-279
受付時間 : 10~19時(年中無休)
開通までの所要時間 : 約2時間

このとき、

  • 乗り換え対象の電話番号
  • SIMカードの識別番号の下4桁(SIMカードの裏面に記載されています)

が必要となりますので、予め手元に用意しておきましょう。

手続き後は数時間でMNPが完了します。

スマホに現在契約中の大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のSIMカードを挿入しておけば切り替えが完了したタイミングで圏外になるため、すぐに分かると思います。

SIMカードを挿入する

MNPが完了したらLINEモバイルのSIMカードをスマホに挿入します。

iPhoneは本体の右側にある穴にSIM取り出しツール(iPhone購入時に付属しています)を挿入し、SIMトレイを引き出してSIMカードを挿入します。

SIM取り出しツールがないときは画鋲や安全ピンなど細くて硬いものがあれば代用できます(ただし、推奨される取り出し方ではないので自己責任でやって下さい)。

Androidは機種によりますが大抵は背面のカバーを開けるとSIMカードを挿入できるようになっているはずです。

※iPhone・Androidともに詳しくは機種の説明書や公式サイトのヘルプを参照。

iPhoneの場合
赤枠は「SIMトレイ」と「SIM取り出しツール」

Androidの場合
機種によりSIMカードの挿入位置は異なります

SIMトレイや背面カバーが開けにくかったり、SIMカードが上手く挿入できなかったりすることもあるかもしれせんが、あまり力任せにやると破損の恐れがあるので注意しながら作業しましょう。

また、作業をするときに身体や衣服が静電気を帯びている状態でSIMカードに触れると電気的に破壊されてしまう可能性もあります。

特に冬場は静電気を帯びやすい傾向にあると思いますので、作業の前にはセーターなどを脱ぐ・金属や水に触れる(手を洗ったらちゃんと拭きましょう)などして静電気を逃がすなどの対策をとっておかないと非常に危険です。

APN設定を行う

最後にAPN設定(ネットワークの設定)を行います。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ではキャリアショップの店員さんがやってくれるので自分でやる機会はまずないのですが、格安SIMは自分で設定をしなければなりません。

とはいっても、手順は全て公開されているため、その通りに作業するだけでOKです。

APN設定の手順

https://mobile.line.me/support/apn/

なお、Androidの設定情報は以下の通りです。

  • 名前 : LINEモバイル
  • APN : line.me
  • ユーザ名 : line@line
  • パスワード : line
  • 認証タイプ : PAPまたはCHAP

2017/03/20