格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

BIGLOBE SIMへMNP転入で乗り換える方法・手順

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の料金の高さに悩んでいるなら、BIGLOBE SIMへの乗り換はかなりおすすめです。

BIGLOBE SIMは元NECグループで現在はKDDI株式会社の100%子会社であるビッグローブ株式会社が運営しているので大手キャリア並の信頼感があり、しかも使いやすい機能や特徴が豊富(詳細は後述)なのがその理由です。

また、BIGLOBE SIMはドコモ回線の格安SIMなのでドコモユーザーならいま使っているスマホをそのままBIGLOBE SIMで使えますし、auとソフトバンクでiPhoneを使っているならそのiPhoneをBIGLOBE SIMでも継続して使用することができます。

つまり、BIGLOBE SIMは大手キャリアからMNP転入で乗り換えやすい格安SIMのひとつと言えるのです。

以降では大手キャリアからBIGLOBE SIMへ乗り換える具体的な手順について解説していきます。

BIGLOBE SIMの特徴

まず簡単にBIGLOBE SIMの特徴をご紹介します。

BIGLOBE SIMには、

  • ドコモ回線の格安SIMなのでドコモで使っているスマホをそのまま使えて経済的
  • 専用アプリ「BIGLOBEでんわ」を使えばいつでも通話料半額(10円/30秒)
  • 5分かけ放題オプションが安い(650円/月)
  • 60分の無料通話オプションが破格の安さ(650円/月)
  • 余ったデータ容量を翌月まで繰り越しできる
  • 速度制限(3日間制限)がかからない
  • 家族で使いやすい(通信費の節約をしやすい)
  • 6GB/月以上のプランなら街中のWi-Fiスポットを無料で使える
  • ビッグローブ株式会社が運営しているので信頼性が抜群

といった特徴や機能があり、数多の格安SIMの中ではかなり優秀です。

特に60分の無料通話オプションをたったの月額650円(通話料換算で約5.4円/30秒)で使える格安SIMはBIGLOBE SIMだけですので、格安SIMで通話料を安くしたいならBIGLOBE SIMはかなり効果的だと言えます。

また、無料通話オプションの影に隠れがちですが5分かけ放題オプションも月額650円であり他社よりはだいぶ安いです(普通は月額850円)。

デメリット

しかし、良いところばかりというわけではなく、高速通信のON/OFFを切り替えることができないという欠点があります。

高速通信と低速通信を任意のタイミングで切り替えることができれば、

  • メール・LINE・ニュースサイトの閲覧など : 低速通信
  • 動画の視聴・アプリのダウンロードや更新など : 高速通信

という感じで用途に合わせて通信速度を使い分けることで毎月の高速通信データ容量を大幅に節約することが可能なのですが、BIGLOBE SIMではそのようなテクニックが使えず他社の格安SIMに比べてデータ容量の減りが早くなってしまいます。

幸い、6GB/月以上のプランであれば街中のWi-Fiスポットを無料で使えますので、上手くWi-Fiスポットを活用してデータ容量の節約に努めることが大切です。

なお、BIGLOBE SIMの詳しいレビュー・評価についてはBIGLOBE SIMのレビュー記事を参照して下さい。

BIGLOBE SIMで使えるスマホについて

具体的なMNPの手順の前に、BIGLOBE SIMで使えるスマホを把握しておきましょう。

スマホの調達方法や種類と、ドコモ回線の格安SIMであるBIGLOBE SIMで使えるかどうかの対応は以下の通りです。

SIMフリー・白ロム・赤ロムについての詳しい解説はこちらを参照して下さい。

各スマホと回線タイプの対応
BIGLOBE SIMで使うスマホ BIGLOBE SIM(ドコモ回線)で
使えるかどうか
調達方法 機種 種類
ドコモから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除不要で使える
Android
auから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
Android auのスマホはBIGLOBE SIMでは動作未検証なので
基本的に使えないと考えた方が良い。
ソフトバンクから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
Android SBのスマホはBIGLOBE SIMでは動作未検証なので、
基本的に使えないと考えた方が良い。
新品を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
Android
中古を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
おすすめしない。
Android SIMフリー 古いAndroidは最新OSへアップデートできないことが多く
セキュリティ的な不安があること、
また、SIMフリーのAndroidは安価(1~2万円)で
買えることから新品がおすすめ。
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
おすすめしない。

SIMフリー

大手キャリア・格安SIMを問わず、全ての通信事業者で使えるスマホのこと。

白ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのこと。
当該キャリアのSIMロックがかかっており、他の通信事業者のSIMカードを挿しても使えないが、「ドコモの白ロム × ドコモ回線の格安SIM」という組み合わせならSIMロック解除不要で使える。
SIMロックを解除すれば全ての通信事業者で使える。

赤ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのことで、元白ロム。
不正な手段(盗難・詐欺など)で取得されたことが判明したり機種代金の支払いが滞ったりすると、当該通信事業者のSIMカードを挿しても通信できない「赤ロム」という状態になる。
一旦、赤ロムになると白ロムに戻ることはない。

SIMフリー・白ロム・赤ロムのより詳しい解説はこちらを参照して下さい。

大手キャリアから持ち込むとき

上記の通り、ドコモからスマホを持ち込むときはiPhone・AndroidともにSIMロック解除をしなくてもSIMカードを挿せばそのまま使えるという特徴があります。

これがドコモからBIGLOBE SIMへMNPで乗り換えしやすい理由です。

auとソフトバンクからスマホを持ち込むときは、SIMロック解除さえ行えばBIGLOBE SIMでも継続してiPhoneを使うことができます。

ただし、auとソフトバンクでSIMロック解除が可能な機種は2015年5月以降に発売された機種に限定されていますので、iPhoneのうち6s・6s Plus・SE・7・7 Plus以前の機種はSIMロック解除ができず、BIGLOBE SIMで使うことはできません。

SIMロック解除手続き

ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/

au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

※各ウェブサイトからの手続きは手数料無料ですが、キャリアショップだと3,000円かかります。

また、auとソフトバンクのAndroidはSIMロックを解除してもBIGLOBE SIM(ドコモ回線)の周波数に未対応だったり動作未検証だったりするため、基本的には使えないものと考えた方が良いです。

新品・中古を購入するとき

大手キャリアからの持ち込みではなく新品・中古を購入するときは、

  • SIMフリー : 新品はiPhone・Androidともにおすすめ。中古はiPhoneのみおすすめ。
  • 白ロム : iPhone・Androidともに避けた方が無難。

という感じです(理由は先述の表に記載の通り)。

BIGLOBE SIMではキャンペーンにより端末の割引やキャッシュバックが行われていることがありますので、Androidを買うならSIMカードと端末のセット購入を利用すると良いです。

BIGLOBE SIMの最新キャンペーン情報はこちら

セット購入だとBIGLOBE SIMで必ず使えることから、動作確認などを自分でする必要がないというメリットもあります。

MNP転入の手順

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からBIGLOBE SIMへMNPで乗り換える際の所要日数・期間は以下の通りです。

MNP完了までの所要日数・期間
手順 作業内容 必要な日数・時間
1. MNP予約番号を取得する 約5~15分
2. 公式サイトから申し込みをする 3~4日(申し込み完了~SIMカード到着まで)
3. 開通手続きを行う 約2時間(開通手続き完了~開通まで)
4. SIMカードを挿入する 約5~15分
5. APN設定(ネットワーク設定)を行う 約5~15分

大半はSIMカードが到着するまでの待ち時間が占めていますので、都市部に住んでいる人ほど短期間で、僻地(特に離島)住まいだと時間がかかります。

しかし、その間ずっと通話ができない空白期間になってしまうということはなく、SIMカードを受け取ってからMNP手続きを行うことができますので、通話できない期間は最長でも約36時間で済みます(詳細は後述)。

MNP予約番号を取得する

大手キャリアからBIGLOBE SIMへMNPで乗り換える際には、まずMNP予約番号を取得する必要があります。

MNP予約番号は、電話番号を変えずに携帯電話のキャリアを変えるためには絶対に必要となる番号で、格安SIMへの申し込みの際には入力する必要がありますので、必ず事前に取得しておかなければなりません。

取得手続きは非常に簡単で、以下の受付センターに電話をかけるだけでOKです。

MNP予約番号発行窓口の一覧
契約中のキャリア 電話番号 受付時間
ドコモ 0120-800-000 9時~20時
151(局番なし・携帯からのみ)
au/沖縄セルラー 0077-75470
ソフトバンク 0800-100-5533
ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク
ワイモバイル 0120-921-156
0570-039-151

このとき、口頭で伝えてくれる10桁のMNP予約番号を間違えないようにしっかりとメモを取ります。

事前にメモとペンを手元に用意しておき、復唱しながらメモをすると確実です。

なお、MNP予約番号には15日間の有効期限があり、12日以上の日数が残っていなければBIGLOBE SIMへMNP転入することはできません。

これは他の格安SIMよりも長めの日数でありあまり余裕がありませんのでMNP予約番号を取得したらすぐにBIGLOBE SIMへ申し込みを行いましょう。

一応、残日数が不足していても申し込み自体は可能ですが途中で有効期限が切れることになるとMNPを完了できないので二度手間です。

公式サイトから申し込みをする

MNP予約番号を取得したら、早速BIGLOBE SIMへの申し込み手続きを行います。

以下のバナーから公式サイトを訪問できます。

手続き自体は15分もあれば終わると思いますが、申し込みが完了してから手元にSIMカード(セット購入するなら端末も)が届くまでには最短でも3~4日程度の日数がかかりますし、土日祝日や長期休暇(ゴールデンウィークや年末年始など)を挟む場合、離島の場合はもっと時間がかかります。

SIMカードが届くまでは特にすることはないのでひたすら待ちましょう。

開通手続きを行う

SIMカードが到着したら、受付センターに電話をかけて開通手続きを行います。

なお、受付センターの電話番号はSIMカードと一緒に届く書類に記載されていますので、そちらでご確認下さい(公式サイトには記載がなく、チャットサポートでも教えてもらうことはできません)。

手続き完了後は約2時間でBIGLOBE SIMのSIMカードが使えるようになります。

切り替えが完了するタイミングについては、スマホに現在契約中の大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のSIMカードを挿入しておくと「圏外になる = MNP切り替え完了」と判断できます。

ちなみに、自分でセンターに電話をして手続きを行わなくても、SIMカード到着から約2~3日が経過すると自動的にMNPが行われるようになっています。

SIMカードを挿入する

MNPが完了したらBIGLOBE SIMのSIMカードをスマホに挿入します。

iPhoneは本体の右側にある穴にSIM取り出しツール(iPhone購入時に付属しています)を挿入し、SIMトレイを引き出してSIMカードを挿入します。

SIM取り出しツールがないときは画鋲や安全ピンなど細くて硬いものがあれば代用できます(ただし、推奨される取り出し方ではないので自己責任でやって下さい)。

Androidは機種によりますが大抵は背面のカバーを開けるとSIMカードを挿入できるようになっているはずです。

※iPhone・Androidともに詳しくは機種の説明書や公式サイトのヘルプを参照。

iPhoneの場合
赤枠は「SIMトレイ」と「SIM取り出しツール」

Androidの場合
機種によりSIMカードの挿入位置は異なります

SIMトレイや背面カバーが開けにくかったり、SIMカードが上手く挿入できなかったりすることもあるかもしれせんが、あまり力任せにやると破損の恐れがあるので注意しながら作業しましょう。

また、作業をするときに身体や衣服が静電気を帯びている状態でSIMカードに触れると電気的に破壊されてしまう可能性もあります。

特に冬場は静電気を帯びやすい傾向にあると思いますので、作業の前にはセーターなどを脱ぐ・金属や水に触れる(手を洗ったらちゃんと拭きましょう)などして静電気を逃がすなどの対策をとっておかないと非常に危険です。

APN設定を行う

最後にAPN設定(ネットワークの設定)を行います。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ではキャリアショップの店員さんがやってくれるので自分でやる機会はまずないのですが、格安SIMは自分で設定をしなければなりません。

とはいっても、手順は全て公開されているため、その通りに作業するだけでOKです。

BIGLOBE SIMのAPN設定の手順

iOS(iPhone)はこちら
Androidはこちら

なお、Androidの設定情報は以下の通りです。

  • APN名 : biglobe.jp
  • ユーザ名 : user
  • パスワード : 0000
  • 認証タイプ : PAPまたはCHAP

2017/04/07