格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

DMM mobile(DMMモバイル)へMNPで乗り換える方法・手順

スマホの維持費を安くしたいなら、低容量のプランを安価で使えるDMMモバイルへの乗り換えがおすすめです。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では毎月1万円近い請求金額になることもザラですが、DMMモバイルで低容量プランを契約すれば月2,000円未満に抑えることも決して難しくないからです(ただし、通話料次第です)。

また、DMMモバイルはドコモ回線の格安SIMなのでドコモユーザーならいま使っているスマホをそのままDMMモバイルで使えますし、auとソフトバンクでiPhoneを使っているならそのiPhoneをDMMモバイルでも継続して使用することができます。

つまり、DMMモバイルは大手キャリアからMNP転入で乗り換えやすい格安SIMのひとつと言えるのです。

以降では大手キャリアからDMMモバイルへ乗り換える具体的な手順について解説していきます。

DMMモバイルの特徴

まず簡単にDMMモバイルの特徴をご紹介します。

DMMモバイルには、

  • 低容量のプランが最安値クラスで使える
  • ドコモ回線の格安SIMなのでドコモで使っているスマホをそのまま使えて経済的
  • 専用アプリ「DMMトーク」を使えばいつでも通話料半額(10円/30秒)
  • 5分かけ放題オプションがある(850円/月)
  • 高速通信と低速通信を自由に切り替えることができる
  • 初速バースト転送機能があるので低速状態でも快適
  • 余ったデータ容量を翌月まで繰り越しできる
  • 高速通信中は速度制限(3日間制限)がかからない
  • 複数枚のSIMカードを持てるプランがある

といった特徴や機能があり、数多の格安SIMの中ではかなり優秀です。

特に、低容量のプランが極めて安価なのでスマホの維持費を安くすることができますし、初速バースト転送機能(通信の開始直後の一定量は低速状態でも高速通信できる)があることから少ないデータ容量のプランでもストレスを感じることなく快適にデータ通信を行うことができるメリットはとても大きいです。

また、通話料が安く5分かけ放題もあるのでたくさん通話をするという人にもオススメできます。

デメリット

しかし、良い点ばかりというわけではありません。

まず、低容量プランが安い一方で大容量プランは他社の格安SIM(楽天モバイルなど)に比べると割高なのでおすすめできません。

また、電話の機能が貧弱でキャッチホンがありません。

普通は格安SIMでもオプションに加入することでキャッチホンを使えるようになるのですが、DMMモバイルにはそもそもオプション自体が用意されていないからです。

従って現在大手キャリアでキャッチホンを頻繁に利用しているのであれば残念ながらDMMモバイルはおすすめできません(ちなみに、留守電は290円/月のオプションがあります)。

その他、DMMモバイルの詳しいレビュー・評価についてはDMMモバイルのレビュー記事を参照して下さい。

DMMモバイルで使えるスマホについて

具体的なMNPの手順の前に、DMMモバイルで使えるスマホを把握しておきましょう。

スマホの調達方法や種類と、ドコモ回線の格安SIMであるDMMモバイルで使えるかどうかの対応は以下の通りです。

SIMフリー・白ロム・赤ロムについての詳しい解説はこちらを参照して下さい。

各スマホと回線タイプの対応
DMMモバイルで使うスマホ DMMモバイル(ドコモ回線)で
使えるかどうか
調達方法 機種 種類
ドコモから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除不要で使える
Android
auから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
※何故か動作確認端末一覧には記載なし
Android auのスマホはDMMモバイルでは動作未検証なので
基本的に使えないと考えた方が良い。
ソフトバンクから
持ち込む
iPhone 白ロム SIMロック解除すれば使える
※何故か動作確認端末一覧には記載なし
Android SBのスマホはDMMモバイルでは動作未検証なので、
基本的に使えないと考えた方が良い。
新品を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
Android
中古を購入 iPhone SIMフリー そのまま使える
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
おすすめしない。
Android SIMフリー 古いAndroidは最新OSへアップデートできないことが多く
セキュリティ的な不安があること、
また、SIMフリーのAndroidは安価(1~2万円)で
買えることから新品がおすすめ。
白ロム 他人から購入した白ロムは将来的に
赤ロム(モバイル通信不可)になる可能性があるので
おすすめしない。

SIMフリー

大手キャリア・格安SIMを問わず、全ての通信事業者で使えるスマホのこと。

白ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのこと。
当該キャリアのSIMロックがかかっており、他の通信事業者のSIMカードを挿しても使えないが、「ドコモの白ロム × ドコモ回線の格安SIM」という組み合わせならSIMロック解除不要で使える。
SIMロックを解除すれば全ての通信事業者で使える。

赤ロム

大手キャリアで販売されている(いた)スマホのことで、元白ロム。
不正な手段(盗難・詐欺など)で取得されたことが判明したり機種代金の支払いが滞ったりすると、当該通信事業者のSIMカードを挿しても通信できない「赤ロム」という状態になる。
一旦、赤ロムになると白ロムに戻ることはない。

SIMフリー・白ロム・赤ロムのより詳しい解説はこちらを参照して下さい。

大手キャリアから持ち込むとき

上記の通り、ドコモからスマホを持ち込むときはiPhone・AndroidともにSIMロック解除をしなくてもSIMカードを挿せばそのまま使えるという特徴があります。

これがドコモからDMMモバイルへMNPで乗り換えしやすい理由です。

auとソフトバンクからスマホを持ち込むときは、SIMロック解除さえ行えばDMMモバイルでも継続してiPhoneを使うことができます(しかし、何故かDMMモバイルの「動作確認端末一覧」にはauとSBのiPhoneは掲載されていません)。

ただし、auとソフトバンクでSIMロック解除が可能な機種は2015年5月以降に発売された機種に限定されていますので、iPhoneのうち6s・6s Plus・SE・7・7 Plus以前の機種はSIMロック解除ができず、DMMモバイルで使うことはできません。

SIMロック解除手続き

ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/

au
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

※各ウェブサイトからの手続きは手数料無料ですが、キャリアショップだと3,000円かかります。

また、auとソフトバンクのAndroidはSIMロックを解除してもDMMモバイル(ドコモ回線)の周波数に未対応だったり動作未検証だったりするため、基本的には使えないものと考えた方が良いです。

新品・中古を購入するとき

大手キャリアからの持ち込みではなく新品・中古を購入するときは、

  • SIMフリー : 新品はiPhone・Androidともにおすすめ。中古はiPhoneのみおすすめ。
  • 白ロム : iPhone・Androidともに避けた方が無難。

という感じです(理由は先述の表に記載の通り)。

DMMモバイルではSIMカードをAnrdoidをセット購入することができるので、Androidが欲しいならセット購入が簡単です(当該端末がDMMモバイルで動作確認済みかどうかをチェックする必要がないため)。

ただ、割引などが行われていることはあまりなく、分割払いにすると分割手数料がかかるというデメリットには要注意です。

MNP転入の手順

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からDMMモバイルへMNPで乗り換える際の所要日数・期間は以下の通りです。

MNP完了までの所要日数・期間
手順 作業内容 必要な日数・時間
1. MNP予約番号を取得する 約5~15分
2. 公式サイトから申し込みをする 数日~1週間程度(申し込み完了~SIMカード到着まで)
※発送は申し込み完了から3日以内
3. 開通手続きを行う 約2時間(開通手続き完了~開通まで)
4. SIMカードを挿入する 約5~15分
5. APN設定(ネットワーク設定)を行う 約5~15分

大半はSIMカードが到着するまでの待ち時間が占めていますので、都市部に住んでいる人ほど短期間で、僻地(特に離島)住まいだと時間がかかります。

しかし、その間ずっと通話ができない空白期間になってしまうということはなく、SIMカードを受け取ってからMNP手続きを行うことができますので、通話できない期間は約2時間で済みます(詳細は後述)。

MNP予約番号を取得する

大手キャリアからDMMモバイルへMNPで乗り換える際には、まずMNP予約番号を取得する必要があります。

MNP予約番号は、電話番号を変えずに携帯電話のキャリアを変えるためには絶対に必要となる番号で、格安SIMへの申し込みの際には入力する必要がありますので、必ず事前に取得しておかなければなりません。

取得手続きは非常に簡単で、以下の受付センターに電話をかけるだけでOKです。

MNP予約番号発行窓口の一覧
契約中のキャリア 電話番号 受付時間
ドコモ 0120-800-000 9時~20時
151(局番なし・携帯からのみ)
au/沖縄セルラー 0077-75470
ソフトバンク 0800-100-5533
ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク
ワイモバイル 0120-921-156
0570-039-151

このとき、口頭で伝えてくれる10桁のMNP予約番号を間違えないようにしっかりとメモを取ります。

事前にメモとペンを手元に用意しておき、復唱しながらメモをすると確実です。

なお、MNP予約番号には15日間の有効期限があり、10日以上の日数が残っていなければDMMモバイルへMNP転入することはできません。

MNP予約番号を発行した後にDMMモバイルへの申し込みまで時間をあける意味は全くないので、発行後はさっさと申し込みを済ませてしまいましょう。

公式サイトから申し込みをする

MNP予約番号を取得したら、早速DMMモバイルへの申し込み手続きを行います。

以下のバナーから公式サイトを訪問できます。

手続き自体は15分もあれば終わると思いますが、申し込みが完了してからSIMカード(セット購入するなら端末も)を発送するまでに最長で3日かかるので手元に届くまでには数日~1週間程度の日数がかかると思います。

また、土日祝日や長期休暇(ゴールデンウィークや年末年始など)を挟む場合、離島の場合はもっと時間がかかりますので、SIMカードが届くまではひたすら待ちましょう。

開通手続きを行う

SIMカードが到着したら、マイページにログインして開通手続きを行います。

DMMモバイルのマイページ

http://mvno.dmm.com/mypage

受付時間 : 10~19時(土日祝日を含む)

手続き完了後は約2時間で電話番号の切り替え完了し、更に約1時間でデータ通信が利用できるようになります。

切り替えが完了するタイミングについては、スマホに現在契約中の大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のSIMカードを挿入しておくと「圏外になる = MNP切り替え完了」と判断できます。

SIMカードを挿入する

MNPが完了したらDMMモバイルのSIMカードをスマホに挿入します。

iPhoneは本体の右側にある穴にSIM取り出しツール(iPhone購入時に付属しています)を挿入し、SIMトレイを引き出してSIMカードを挿入します。

SIM取り出しツールがないときは画鋲や安全ピンなど細くて硬いものがあれば代用できます(ただし、推奨される取り出し方ではないので自己責任でやって下さい)。

Androidは機種によりますが大抵は背面のカバーを開けるとSIMカードを挿入できるようになっているはずです。

※iPhone・Androidともに詳しくは機種の説明書や公式サイトのヘルプを参照。

iPhoneの場合
赤枠は「SIMトレイ」と「SIM取り出しツール」

Androidの場合
機種によりSIMカードの挿入位置は異なります

SIMトレイや背面カバーが開けにくかったり、SIMカードが上手く挿入できなかったりすることもあるかもしれせんが、あまり力任せにやると破損の恐れがあるので注意しながら作業しましょう。

また、作業をするときに身体や衣服が静電気を帯びている状態でSIMカードに触れると電気的に破壊されてしまう可能性もあります。

特に冬場は静電気を帯びやすい傾向にあると思いますので、作業の前にはセーターなどを脱ぐ・金属や水に触れる(手を洗ったらちゃんと拭きましょう)などして静電気を逃がすなどの対策をとっておかないと非常に危険です。

APN設定を行う

最後にAPN設定(ネットワークの設定)を行います。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ではキャリアショップの店員さんがやってくれるので自分でやる機会はまずないのですが、格安SIMは自分で設定をしなければなりません。

とはいっても、手順は全て公開されているため、その通りに作業するだけでOKです。

DMMモバイルのAPN設定の手順

http://mvno.dmm.com/apn/index.html

MNP転入後にやること

「DMMトーク」のインストール

DMMモバイルは通話料が20円/30秒とかなり高いので、通話料を半額(10円/30秒)にできる「DMMトーク」は必須です。

DMM トーク - 通話料が半額になるお得な電話アプリ!
DMM トーク - 通話料が半額になるお得な電話アプリ!
開発元:DMM.com Co., Ltd.
無料
posted with アプリーチ

固定費はかからず(月額料金は無料)実際に電話をかけた分の通話料しかかからないためインストールすることによるデメリットは一切存在しません。

あまりに便利過ぎるため、「DMMトークを使うと通話料半額」というよりも「DMMトークを使わないと通話料2倍」だと言えるくらいです。

たとえあまり電話をする機会が少ない人であってもDMMトークを使えば小額の通話料が更に小額になります。

DMMモバイルを契約したら絶対にインストールしておきましょう。

「DMM mobile」のインストール

DMMモバイルを便利に使うためには「DMM mobile」というアプリも必須です。

DMM mobile
DMM mobile
開発元:DMM.com Co., Ltd.
無料
posted with アプリーチ

DMM mobileがあれば、アプリ内で

  • 高速通信のON/OFF(高速・低速の切り替え)
  • 高速通信データ容量の残量の確認
  • データ容量の追加チャージ
  • 請求金額の確認
  • プラン変更

などの操作を行うことができるからです。

こちらもDMMトーク同様、無料ですのでDMMモバイルに乗り換えたらすぐにインストールしましょう。