格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

OCNモバイルONEの口コミ評価

基本情報

OCNモバイルONEの基本情報
サービス名 OCNモバイルONE
運営会社 NTTコミュニケーションズ株式会社
回線 ドコモ回線のみ
データプラン 110MB/日・170MB/日
3GB/月・6GB/月・10GB/月・20GB/月・30GB/月
15GB/月(常時500kbps)
月額料金 データSIM : 900円/月~
SMS対応SIM : 1,020円/月~
050 plusつきSIM : 1,050円/月~
音声対応SIM : 1,600円/月~
最低利用期間 データSIM : なし(ただし、Wi-FI-ルーター・USB端末のレンタルは24ヶ月)
通話SIM : 利用開始月を1ヶ月目として6ヶ月目まで
違約金 データSIM : なし(ただし、Wi-FI-ルーター・USB端末のレンタルは9,975円)
通話SIM : 最低利用期間中の解約等で8,000円
通話料金 20円/30秒(通常時)
10円/30秒(専用アプリ「OCNでんわ」使用時)
通話定額
オプション
850円/月(誰とでも10分まで無料)
通信速度 高速通信時 : 下り最大262.5Mbps
500kbpsコース : 500kbps
低速通信時 : 200kbps
通信速度の制御 専用アプリ「OCNモバイルONEアプリ」で「節約ON/OFF」の切り替えが可能
3日間制限 高速通信中・低速通信中ともに制限なし(3日間制限もない)
ただし、輻輳状態回避のために速度制限がかかることはある
データ容量の
繰り越し
翌月まで繰り越し可能
データ容量の
追加
・○MB/日コース
500円/回(繰り越しなし)
・○GB/月コース・500kbpsコース
500円/0.5GB(3ヶ月後の月末まで繰越可能)
SIMカードの
追加
最大4枚(合計5枚)まで追加可能
支払い方法 クレジットカードまたは口座振替
年齢制限 未成年は申し込み不可

OCNモバイルONEのここがオススメ

  • 通信速度の上限が500kbpsのコースがある
  • 初速バースト転送機能があるので低速状態でも快適
  • 口座振替で契約できる(クレジットカード不要)
  • 運営企業が超大手のNTTコミュニケーションズ株式会社
  • シェアNo.1の格安SIM(2016年3月末時点)

OCNモバイルONEのここが微妙

  • 月額料金が他社と同程度~やや高い
  • 少し変わったコース(プラン)もあるが使えない or 一部のユーザーにしか需要がない
  • カウントフリーはなくても特に困らないので完全に空気

コース・料金

OCNモバイルONEには以下のコースがあります。

OCNモバイルONEのコースと月額料金
コース名・データ容量 SIMカード・月額料金 最大
SIM枚数
データ専用 SMS対応 050 plus 音声通話
110MB/日コース(月3.3GB相当) 900円/月 1,020円/月 1,050円/月 1,600円/月 5枚
170MB/日コース(月5.1GB相当) 1,380円/月 1,500円/月 1,530円/月 2,080円/月
3GB/月コース 1,100円/月 1,220円/月 1,250円/月 1,800円/月
6GB/月コース 1,450円/月 1,570円/月 1,600円/月 2,150円/月
10GB/月コース 2,300円/月 2,420円/月 2,450円/月 3,000円/月
20GB/月コース 4,150円/月 4,270円/月 4,300円/月 4,850円/月
30GB/月コース 6,050円/月 6,170円/月 6,200円/月 6,750円/月
500kbpsコース(15GB/月) 1,800円/月 1,920円/月 1,950円/月 2,500円/月

○GB/月のコースは標準的な3GB・6GB・10GBと大容量の20GBと30GBがあり、月額料金は他社の格安SIMと同等かやや高いくらいです(キャンペーンにより割引が適用されて上記より安く使える場合があります)。

上記の基本的なプランの他に

  • ○MB/日コース
  • 500kbpsコース

という特徴的なコースがあります。

このうち、○MB/日コースは1日ごとにデータ容量に制限があるのですが、每日均等なデータ容量を消費することは通常あり得ず無駄が多いのでオススメできません(詳細は後述)。

一方、低速である代わりに15GB/月の大容量を比較的安価に使える500kbpsコースはテキスト主体(メール・LINE・ニュースサイトの閲覧)のデータ通信がメインでたまにYoutubeなどで動画を見るくらいなら十分に実用に耐えうるので、人によってはオススメだと思います。

追加SIM(容量シェア)の料金

また、OCNモバイルONEでは各プラン最大5枚までSIMカードを持つことができ(最大4枚まで追加できる)、その料金は以下の通りです。

OCNモバイルONEの追加SIMの月額料金
発行手数料 月額料金
データ専用 SMS付き 音声通話 データ専用 SMS付き 音声通話
1,800円/枚 3,000円/枚 400円/月・枚 520円/月・枚 1,100円/月・枚

なお、たまに発行手数料が無料になる等のキャンペーンが行われていることがあります。

MNP転入で乗り換える方法

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からOCNモバイルONEにMNPで乗り換える方法は以下の記事にて詳細に解説しています。

OCNモバイルONEへMNPで乗り換える方法・手順
「格安SIMへ乗り換えたいけれど、格安SIMには『安かろう、悪かろう』というイメージがあって不安。」という人は、へのMNP転入を検討してみては如何でしょうか。OCNモバ...

OCNモバイルONEはドコモ回線の格安SIMなので、ドコモユーザーは極めて簡単に乗り換えることができます。

また、au・ソフトバンクユーザーでも現在iPhoneを使用中の方は乗り換えやすいです。

参考 : 格安SIMでiPhoneを約7万円安く使う方法
参考 : 格安SIMでAndroidを約10万円安く使う方法

メリット

500kbpsコースが独特

OCNモバイルONEには、高速データ通信をできる○MB/月コース・○GB/月コースの他に、500kbpsコースというものがあります。

これは、通信速度の上限が500kbpsになる代わりに15GB/月という大容量を安価で利用できるというコースです。

楽天モバイルDMMモバイルなどには常時200kbpsである代わりに格安で使えるプランがあるのですが、500kbpsのコースを用意しているOCNモバイルONEはかなり独特だと思います。

OCNモバイルONEの高速通信速度は最大262.5Mbps(下り)ですので、それと比べると500kbpsというのは相当遅いと言わざるを得ません(ADSLが出始めた当初の1.5Mbpsよりも遅い)。

しかし、低速通信時の200kbpsであっても、テキスト主体のデータ通信(メール・LINE・ニュースサイトの閲覧)であれば問題なく行えることを考えると、スマホの使い方次第では500kbpsも速度が出るならかなり快適な通信環境になり得る可能性を秘めています。

大量のデータ通信は行わないけれどたまにインターネットをするときはそこそこ速い方が良い、という考え方なら選択肢としては悪くないと言えます。

ちなみに、200kbpsでYoutube(画質:360p)を見るとスムーズな再生がギリギリできない(再生中に何度か読み込みが発生してしまうが、完全に途切れ途切れとはならない)程度ですので、その2.5倍の速度の500kbpsなら動画鑑賞も普通に行うことができます(ただし、高画質だと途切れます)。

参考 : 500kbps前後の格安SIM

「OCNでんわ」で通話料半額

OCNモバイルONEは他社の格安SIMと同様、無料通話が一切なく20円/30秒という高額の通話料がかかります。

そのため、長電話をする人は通話料が高額になりがちで、使い方によっては月額料金と通話料を合わせると大手キャリアと同じくらいの請求金額になってしまう可能性すらあり危険です。

しかし、OCNモバイルONEには「OCNでんわ」という専用の無料アプリがあり、このアプリで通話することで通話料を半額(10円/30秒)に抑えることができます。

OCNでんわ
OCNでんわ
無料
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OCNでんわはIP電話の類ではないのでデータ容量を消費することはありません(電話回線を使用する)し、発信番号も契約中の携帯電話番号(090・080~)のままなので相手に不審がられる心配もありません(IP電話だと050~になってしまう)。

また、インストールするとスマホ標準の電話帳の内容を丸ごと同期してくれるので電話帳移行の手間もなくすぐに使うことができます。

非常に使いやすく且つ有益なアプリなので「OCNでんわを使うと通話料半額」というよりもむしろ「OCNでんわを使わないと通話料2倍」という感じですので、OCNモバイルONEと契約したら真っ先にインストールするようにしましょう。

かけ放題オプションがある

また、かけ放題無料オプションがあり、月額850円で10分までの電話なら何度かけても通話料が無料となります。

仕事のやりとりのために短い確認・報告などの電話を何度も繰り返すことが多い人は加入しておいた方が良いと思います。

無料通話時間を超えた分については10円/30秒の通話料がかかります。

なお、家族や友人との電話が多いようであれば何時間かけても通話料無料のLINE電話の活用で事足りますので加入する意味はほとんどありません。

速度制限なし

大手キャリアや他社の格安SIMでは、直近の3日間に通信したデータ量が一定以上になるとデータ容量が残っていたとしても速度制限がかかって亀のような速度でも通信を余儀なくされていまいます。

中には高速通信中は制限なしの格安SIMも存在しますが、低速通信中(データ容量枯渇時・高速通信OFF時など)には速度制限がかかるのが一般的です。

しかし、OCNモバイルONEには高速通信中・低速通信中に関わらずそのような速度制限が存在しないため、常にストレスフリーなデータ通信を行うことができます。

とはいえ、本当に無制限に使い倒すことができるわけではなく、回線が混雑して輻輳状態(混雑状態)が継続する場合はその解消のために速度制限が実施されることもあるようなので注意しましょう。

ただ、輻輳状態回避のための速度制限はモバイル回線・固定回線を問わず当たり前に実施されることであり、いわゆる「3日間制限」とは全く異なる措置です。

例えば、

  • Youtubeで高画質の動画を閲覧する
  • 複数のアプリをダウンロード・更新する
  • LINEで数十枚の写真を送受信する

といった程度であれば普通の使い方の範疇であり、たまに長時間に渡って上記のようなデータ通信を行った程度で輻輳の原因になるとは言い難いので問題ないでしょう。

輻輳状態というのは大人数が一斉に回線を使う際などに発生するものですので、よほど極端に大量データの送受信を行わない限りは個人の通信内容や使い方が原因で速度制限がかかってしまうことはないだろうと思います。

参考 : かけ放題・無料通話オプションがある格安SIM

高速通信をON/OFFできる

OCNモバイルONEと契約した後、「OCNモバイルONEアプリ」という専用アプリをインストールすることで、高速通信(ターボ機能)のON/OFFを自由に切り替えられるようになります

OCN モバイル ONE アプリ
OCN モバイル ONE アプリ
無料
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後述の通りOCNモバイルONEは低速通信でも通信速度が速いですので、LINE・メール・ニュース記事の閲覧といったテキスト主体のデータ通信のときはOFFに、動画閲覧やゲームのときはONにするなど、通信内容に合わせて高速通信のON/OFFを使い分けることでデータ容量を大幅に節約することが可能となります。

また、現在どのくらいのデータ容量が残っているのかを確認することもでき、計画的なデータ容量の使い方を検討する際にも役に立ちます。

参考 : 高速通信のON/OFFを切り替えられる格安SIM

低速通信でも速い

大手キャリアでは3日間制限などにより低速通信状態になると回線速度が128kbpsまで低下してしまいますが、OCNモバイルONEでは低速通信状態でも200kbpsとなります。

ものすごく速いというわけではないものの、大手キャリアの約1.5倍の回線速度もの速さをとなります。

また、低速通信状態でも通信の最初の一定量に限っては高速通信できる「初速バースト転送機能」があることから、LINE・メール・ニュースサイトの閲覧といったテキスト主体のデータ通信であれば一瞬で読み込みが完了するためストレスなく快適です。

従って、矛盾した表現ではありますがOCNモバイルONEは「低速通信でも速い」と言えます。

参考 : 初速バースト転送機能(バーストモード)がある格安SIM

余ったデータは繰り越しできる

「○GB/月」のコースでは、割り当てられたデータ容量をひと月の間に使い切れないときは全て翌月に繰り越すことができます。

繰り越した分を更に翌月まで繰り越すことはできません(繰り越せるのはひと月だけ)が、繰り越し分から優先的に消費されるようになっているので大抵の場合は繰り越した分が無駄になってしまうことはまずないと思います。

なお、「○MB/日」のコースでは翌日まで繰り越すことができますが、後述の通り「○MB/日」のコース自体が微妙でありオススメできないので、繰り越せても繰り越せなくても大差ありません。

最低利用期間が短い

最低利用期間は大手キャリアでは2年、格安SIMでは1年に設定されていることが多いです。

そんな中、OCNモバイルONEの最低利用期間はたったの6ヶ月しかありません。

他社の半分の期間ですので、万が一OCNモバイルONEを使いづらいと感じたとしても半年我慢すれば違約金なしで解約できるというのは、大きなメリットだと思います。

また、違約金自体も8,000円と大手キャリアや他社の格安SIMよりも安い金額に設定されているため、どうしても6ヶ月我慢できそうになければ出費覚悟でMNP転出してしまうのも一つの方法ではないでしょうか。

参考 : 高速通信データ容量を繰り越しできる格安SIM

口座振替で契約できる

多くの格安SIMでは、経費削減のためなのか支払い方法はクレジットカードのみであることが多いです。

しかし、OCNモバイルONEではクレジットカードでの支払いの他に口座振替(引き落とし)による支払いも選択可能となっています。

フルタイムで勤めている人なら正規・非正規に関わらず簡単にクレジットカードを発行できる(カードによりますが)ので普通に仕事をしている人にとってはどうでも良い話かもしれませんが、専業主婦・学生・自己破産者などのクレジットカードを持つことが難しい人にとっては、OCNモバイルONEは数少ない救世主だと言えます。

ただ、支払い方法に口座振替を選択すると申し込みの際に書類(口座振替の申込書)を提出しなければならないため、オンライン上での手続きだけで完結するクレジットカード払いと比べて開通までに時間がかかってしまうというデメリットがあります。ので基本的にはクレジットカード払いの方がオススメです。

どうしてもクレジットカードを発行できないときは以下のようなデビットカードで契約できる格安SIMを検討してみましょう。

参考 : クレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM

iPhoneが使える

自分でiPhoneを持ち込めば、OCNモバイルONEでもiPhoneを使うことができます。

OCNモバイルONEの回線はドコモの回線なので、

  • ドコモのiPhone(SIMロック解除不要)
  • au・ソフトバンクのiPhone(要SIMロック解除)
  • 最初からSIMフリーのiPhone

を使うことができます。

ドコモの場合はSIMロック解除が不要なので過去に発売された全ての機種を使えます。

au・ソフトバンクはSIMロック解除が必須なので、実質的に6s/6s Plus/7/7Plusの4機種のみの対応となります(2015年5月以前に発売されたiPhoneはSIMロック解除できないため)。

参考 : 格安SIMでiPhoneを約7万円安く使う方法

SIMカードを追加できる

4枚までSIMカードを追加できる(最大5枚まで持てる)ため、複数機器にSIMカードを同時に挿せるようになり1契約のデータ容量を

  • スマホとタブレット
  • スマホとモバイルルーター

などの複数機器でシェアしながら運用することができます。

しかも複数回線を契約する場合よりも月額料金を安く抑えることが可能となります。

1契約で複数のSIMカードを持てる格安SIMはIIJmio(みおふぉん)DMMモバイルなどの一部しかないため、複数機器にSIMカードを挿したいならOCNモバイルONEを候補の一つとして検討してみましょう。

参考 : 複数枚の追加SIMカードを持てる格安SIM

運営が超大手なので安心

OCNモバイルONEを運営しているのはNTTコミュニケーションズ株式会社です。

  • 営業開始日 : 平成11年7月1日
  • 資本金 : 2,117億円
  • 従業員数 : 6,450人(NTT Comグループ:21,650人、2016年 3月現在 )

ご存知NTTグループの企業であり、超大企業です。

事業としては個人向けインターネットプロバイダサービスの「OCN」が特に有名で、その他にも法人向けにクラウド・ネットワーク・データセンターなどを手掛けているIT関連事業のエキスパートです。

要するに、NTTの技術力・信頼性・ブランドを兼ね備えているのが「OCNモバイルONE」であり最強の格安SIMの一角を担っていますので、安心・安全な格安SIMを使いたいならOCNモバイルONEは最適な選択肢のうちの一つであると言えます。

ちなみに、OCNモバイルONEはシェアNo.1の格安SIMだったりします(2016年3月末時点)。

格安SIMの契約数は539.4万回線、シェアは「楽天モバイル」が3位に

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1606/15/news140.html

近年はスマホなどにあまり詳しくない層にも格安SIM・スマホが広がってきたこともあり、やはり超有名企業のNTTコミュニケーションズが販売しているOCNの冠をかぶった格安SIMは広く一般に受け入れられやすいようです。

デメリット

月額料金がやや高い

OCNモバイルONEの各プランの月額料金は、他社の格安SIMと比べて同程度かやや高いです。

高いと言っても数百円程度(プランによります)なので大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)よりは圧倒的に安価なのですが、安さ重視の格安SIMと比べるとOCNモバイルONEの月額料金は見劣りしてしまうかもしれません。

とはいえ、OCNモバイルONEは、

  • 格安SIMを快適にする機能・特徴が非常に多い
    (詳しくは「メリット」を参照)
  • 口座振替で契約できるのでクレジットカード不要
  • 超大手のNTTコミュニケーションズ株式会社が運営しているので安心感がある

といったメリットが多いです。

そのメリットを他社と比べて数百円の差額で手に入れられると考えれば、むしろコストパフォーマンスは異常なくらい高いですので極めてお得な格安SIMだと言えます。

この辺りは安さを重視するのか機能などを重視するのかによって評価が分かれるところだと思います。

○MB/日コースは微妙

OCNモバイルONEには「○MB/日コース」という1日あたりのデータ容量が設定されている一風変わったコースがあります。

具体的には、110MB/日コースと170MB/日コースの2つがあり、いずれも1ヶ月換算のデータ容量が同レベルの「○GB/月コース」よりも若干割安な料金設定なのでお得に感じるかもしれません。

○MB/月コースとGB/月コースの比較
コース名・データ容量 月額料金 コース名・データ容量 月額料金 差額
110MB/日コース
(= 3.3GB/月)
1,600円/月 3GB/月コース 1,800円/月 200円/月
170MB/日コース
(= 5.1GB/月)
2,080円/月 5GB/日コース 2,150円/月 70円/月

しかし、「○MB/日コース」はオススメではありません。

というのも、データ通信量は每日一定ではなくバラつきがあるのが普通だからです。

例えば、動画の閲覧・複数アプリのダウンロードや更新・沢山の写真や動画データの送受信を行う日は大量にデータ容量を消費する一方で、仕事や学業などが忙しくてスマホを触る暇がないような日はほとんどデータ容量を消費することがありません。

このように、1日ごとにデータ容量の上限が決められている「○MB/日コース」ではデータ容量が全然足りない日がある一方でほとんどを余らせてしまう日も出てきてしまって非効率であるため、1ヶ月換算するとお得に感じられても、実際にはそれほど使い勝手の良いコースではないのです。

もし、「○MB/日コース」を使ってもデータ容量が枯渇することがなさそうだというのであれば、それはほとんどデータ通信を必要としないような運用をしていると思われますので、OCNモバイルONEではなく楽天モバイルDMMモバイルの常時低速(200kbps)の利用を検討した方が安上がりになる可能性が高いです。

カウントフリーの有り難みがない

OCNモバイルONEには、

  • 050 plus(IP電話アプリ)
  • マイポケット(クラウド・オンラインストレージ)
  • OCNモバイルONEアプリ(高速通信ON/OFFの切り替え・データ残量確認など)
  • 申込サイト(OCNモバイルONEの会員ページ)

を利用してデータ通信を行っても、データ容量を消費しない「カウントフリー」という機能があるのですが、全然嬉しくありません。

そもそも、OCNモバイルONEアプリと申込サイトの2つはデータ通信を行ったところで大した通信量にならないので恩恵がほとんどありませんし、その他2つは以下の問題があるからです。

050 plusについて

050 plusはNTTコミュニケーションが公開しているIP電話アプリです。

050 plus~アプリ間無料通話/携帯・固定への通話も安い
050 plus~アプリ間無料通話/携帯・固定への通話も安い
無料
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通常は、

  • 基本料金 : 300円/月
  • 固定電話への発信 : 8円/3分
  • 携帯電話への発信 : 16円/分
  • 050 plus同士への発信 : 無料
  • 固定050IP電話への発信 : 無料

という料金設定ですが、これらのうち基本料金は音声対応SIMを契約すると無料に、050 plusつきSIMカード(データ通信 + SMS)を契約すると半額の150円/月になるという特典があります。

この050 plusを使えば「OCNでんわ」(通話料半額 : 10円/30秒)以上に通話料を安く抑えられるため非常に便利なように思えますが、ハッキリ言って役に立つ状況は皆無です。

OCNでんわ
OCNでんわ
無料
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まず、仕事などで電話を頻繁にかけるのであれば090や080といった分かりやすい番号から発信できる普通の電話機能を使う方が相手に対して親切(050だと、事前に周知しておかないと不審がられる可能性あり)ですし、IP電話には緊急通報(110や119など)をできないという欠点がありますのでIP電話が活躍できる場面はそう多くありません。

また、家族・友人とのやりとりなら無料で通話できるLINE電話で十分なので、この場合はそもそもLINE以外の選択肢はありえません。

LINE(ライン) - 無料通話・メールアプリ
LINE(ライン) - 無料通話・メールアプリ
開発元:LINE Corporation
無料
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ということで、050 plusを積極的に使う場面が存在しないので、050 plusのデータ通信がカウントフリーになったところであまり意味がないのです。

マイポケットについて

マイポケットはNTTコミュニケーションが公開しているクラウド・オンラインストレージです。

スマホ写真を簡単バックアップ:マイポケット(My Pocket)

スマホ写真を簡単バックアップ:マイポケット(My Pocket)
無料
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月額300円(初月無料)で128GBの大容量を自由に使うことができるため、複数機器や家族間で写真・動画などを共有する際に役に立ちます。

しかし、同じような内容のサービスは多数公開されており、代表的なものだと

  • Googleドライブ : 15GB
  • One Drive : 5GB
  • ドロップボックス : 2GB

を無料で使うことができますので、わざわざマイポケットを使う必要性がありません。

もちろん、これらは無料で使える分だけ容量の上限が少ないためマイポケットの128GBには遠く及びませんが、Googleドライブの15GBがあれば当面は十分間に合いますのでわざわざお金を払ってまでマイポケットを選択する理由がやはりないのです。

また、マイポケットは完全国内向けのサービスであり需要が限られているのに対して、上記の3つは世界規模でサービス需要があるため今後も成長が期待できます。

従って、マイポケットと上記3つのどちらのサービス閉鎖の可能性が高いかと問われたら間違いなくマイポケットだと思いますので、そのあたりの危険性を考慮した場合もマイポケットを選ぶのは懸命ではありません。

ということで、マイポケットについてもカウントフリーの恩恵を受ける機会が皆無なのです。


2018/02/07