格安スマホ・SIM大辞典

多数の格安SIMを価格・データ通信容量・通信速度・速度制限・音声通話・かけ放題オプションの有無・その他SIMごとの特徴などをもとに徹底比較・解説します。目的に合わせたおすすめプランの提案もあります。

U-mobile(ユーモバイル)の口コミ評価

基本情報

U-mobileの基本情報
サービス名 U-mobile(ユーモバイル)
運営会社 株式会社U-NEXT
回線 ドコモ回線
ワイモバイル回線(U-mobile SUPERのみ)
データプラン 1GB・3GB・5GB・25GB
ダブルフィックス(従量課金・最大3GB)
無制限(高速データ通信を使い放題)
月額料金 データSIM : 790円/月~
SMS付きSIM : 940円/月~
音声通話SIM : 1,580円/月~
最低利用期間 1GB・3GB・5GB・MAX(25GB)プラン : 6ヶ月
MUSIC SIM・U-mobile PREMIUM : 12ヶ月
U-mobile SUPER : 24ヶ月
※通話SIMのみ、データSIMは最低利用期間なし
違約金
(解約事務
手数料)
1GB・3GB・5GB・MAX(25GB)プラン : 6,000円
MUSIC SIM : 6ヶ月以内は9,500円、12ヶ月以内は3,500円
U-mobile PREMIUM : 12,000円 - 契約月数 * 1,000円
U-mobile SUPER : 9,500円
※通話SIMのみ、データSIMは違約金なし
通話料金 20円/30秒(通常時)
10円/30秒(専用アプリ「U-CALL」使用時)
通話定額
オプション
60分無料 : 800円/月
通信速度 高速通信時 : 下り最大375Mbps・上り最大50Mbps
低速通信時 : 上下200kbps
通信速度の制御 不可(高速通信のON/OFFは任意で切り替えできない)
3日間制限 U-mobileは速度制限の基準が一切不明(具体的な基準は非公開)
データ容量の
繰り越し
不可
当月中に使い切れなかった分は全て消滅
データ容量の
追加
300円/100MB
500円/500MB
800円/1GB
SIMカードの
追加
不可
2枚以上欲しいときは2回線以上の契約が必要
支払い方法 クレジットカードのみ(デビットカード・Vプリカ不可)
年齢制限 本人名義のクレジットカードがあり、
かつ親権者の同意があれば未成年も契約可能

U-mobileのここがおすすめ

  • 60分の無料通話オプションがある
  • Wi-Fiスポットが無料で使える
  • 有線放送の「スマホでUSEN」・動画サイト「U-NEXT」を使えるプランがある

U-mobileのここが微妙

  • 使い勝手の悪いプランが多い
  • 高速通信のON/OFFができない
  • 速度制限の基準が一切不明
  • 余ったデータ容量の繰り越し不可
  • 支払い方法はクレジットカードのみ

プラン・料金

U-mobileには多種多用なプランが用意されいます。

他社には見られない特徴的な内容・オプションのプランがあるため、プランの内容と一致するような使い方ユーザーにとってはメリットの大きい格安SIMだと思います。

一方で、万人が満足できる格安SIMではありませんのでU-mobileを契約する前には各プランの詳細を把握した上で十分に検討した上で申し込むようにしましょう。

通常プラン

U-mobileの通常プランと料金は以下の通りです。

通常プランと料金
プラン データ容量 SIM・月額料金
データ専用
(SMSなし)
SMS付き 通話プラス
(SMSあり)
1GB 1GB/月 790円/月 940円/月 -
3GB 3GB/月 - - 1,580円/月
5GB 5GB/月 - - 1,980円/月
PREMIUM 無制限 2,480円/月 2,630円/月 2,980円/月
ダブルフィックス(~3GB) 1GB以下/月 680円/月 830円/月 1,480円/月
1GB超/月 900円/月 1,050円/月 1,780円/月
U-mobile MAX 25GB/月 2,380円/月 2,530円/月 2,880円/月

高速通信データ容量が固定のプラン(1・3・7GBとMAXの25GB)、無制限プランのPREMIUM、段階定額制(従量課金制)のダブルフィックスが用意されています。

ただ、

  • 1GBプランは通話SIMなし
  • 25GBプランとPREMIUM(無制限)は速度制限基準が不明なので速度制限がかかるタイミングが掴めず使いにくい
  • ダブルフィックス(段階定額制)は1GB刻みのエキサイトモバイルの方が使いやすい

などあまり良い点がなく、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から通話SIMへのMNP転入をするなら実質的な候補は3GBプランと7GBプランの2つに絞られると思います。

エンタメプラス・MUSIC SIM

U-mobile MAX エンタメプラスとMUSIC SIMの内容と料金は以下の通りです。

U-mobile MAX・MUSIC SIMのプラン・料金
プラン データ容量 SIM・月額料金
データ専用
(SMSなし)
SMS付き 通話プラス
(SMSあり)
U-mobile MAX エンタメプラス 25GB/月 - - 3,980円/月
USEN MUSIC SIM 無制限 - - 2,980円/月

両プランとも有線放送を聞くことができる「スマホでUSEN」を使うことができ、エンタメプラスは更に動画サイト「U-NEXT」も使えます。

どちらのプランもこれらの付加サービスを活用するつもりなら個別に契約するよりも安価ですし、高速通信データ容量も25GB・無制限なのでお得感があると思います。

ただ、先述の通りU-mobileは速度制限がかかる基準が不明であるという欠点があることから、モバイル通信だけでこれらのサービスを際限なしに使い続けることはおそらく不可能です。

存分に使い倒したければ自宅に「固定回線 + Wi-Fi」があった方が安心です。

U-mobile SUPER

U-mobile SUPERの内容と料金は以下の通りです。

U-mobile SUPERのプラン・料金
プラン データ容量 SIM・月額料金
データ専用
(SMSなし)
SMS付き 通話プラス
(SMSあり)
U-mobile SUPER S 2GB/月 - - 2,980円/月
U-mobile SUPER M 6GB/月 - - 3,980円/月
U-mobile SUPER L 12GB/月 - - 5,980円/月

U-mobile SUPERはワイモバイル回線を使っているのでプラン内容がY!mobile(ワイモバイル)に酷似しており、

  • 10分以内の通話が月300回まで無料
  • 申し込みから12ヶ月間は月額料金が毎月1,000円引き
  • SIMカードはマイクロSIM・ナノSIMのみ

といった特徴があります。

格安SIMにおけるかけ放題オプションは5分であることが多いので、それを上回る10分かけ放題は電話をかける機会が多い人にとって大変魅力的です。

一方で、最低契約期間が24ヶ月・違約金が9,500円というデメリットが大きく、契約前には他社も含めてじっくりと検討する必要があります。

単純にかけ放題オプションや無料通話オプションが欲しいならかけ放題・無料通話オプションがある格安SIMを一度検討してみると良いと思います。

U-mobile S

2017年3月22日からスタートした新プラン「U-mobile S」の内容と料金は以下の通りです。

U-mobile Sのプラン・料金
データ容量 SIM・月額料金
データ専用
(SMSなし)
SMS付き 通話プラス
(SMSあり)
1GB/月 880円/月 - -
3GB/月 1,580円/月 - -
7GB/月 2,980円/月 - -
30GB/月 4,980円/月 - -

かつてソフトバンクで販売されていたiPhone 6以前の機種(5・5s・5c・6・6 Plus)を有効活用するために新設されたプランです。

というのも、ソフトバンクのiPhoneはSIMロックを解除しなければ格安SIMでは使うことができない一方でSIMロック解除に対応しているのは6s以降の機種の限られることから、通常は格安SIMに乗り換えた時点で6以前の機種は使用不能となっていました(Wi-Fiによるデータ通信はSIMロック解除がかかっていても可能です)。

しかし、この「U-mobile S」のSIMカードに限ってはSIMロックを解除せずともソフトバンクの6以前の機種(5・5s・5c・6・6 Plus)を使うことができるようになっていますので、タンスの肥やしになっていた古いiPhoneを有効活用できるというわけです。

ただ、残念なことに現時点ではデータ専用SIMのみのプランであり、通話SIMはおろかSMS付きSIMすらありません。

iPhoneのアプリの中にはSMS認証を行わなければ使えないアプリも結構多いですので、「U-mobile S」が活躍できる場面は限定的だと思われます。

メリット

「U-CALL」で通話料半額

U-mobileは他社の格安SIMと同様、無料通話が一切なく20円/30秒という高額の通話料がかかります。

そのため、長電話をする人は通話料が高額になりがちで、使い方によっては月額料金と通話料を合わせると大手キャリアと同じくらいの請求金額になってしまう可能性すらあり危険です。

しかし、U-mobileには「U-CALL」という専用の無料アプリがあり、このアプリで通話することで通話料を半額(10円/30秒)に抑えることができます。

U-CALL
U-CALL
開発元:U-NEXT Co.,Ltd.
無料
posted with アプリーチ

U-CALLはIP電話の類ではないのでデータ容量を消費することはありません(電話回線を使用する)し、発信番号も契約中の携帯電話番号(090・080~)のままなので相手に不審がられる心配もありません(IP電話だと050~になってしまう)。

また、インストールするとスマホ標準の電話帳の内容を丸ごと同期してくれるので電話帳移行の手間もなくすぐに使うことができます。

非常に使いやすく且つ有益なアプリなので「U-CALLを使うと通話料半額」というよりもむしろ「U-CALLを使わないと通話料2倍」という感じですので、U-mobileと契約したら真っ先にインストールするようにしましょう。

ただし、U-mobile SUPERでは使用不可、U-Mobile PREMIUMでは対応準備中(2016年12月現在)となっています。

無料通話オプションがある

通話料が半額になるU-CALLを使っても通話料金が高くなりそうだという人には、月額800円で毎月60分(1,200円分)まで通話料金がかからなくなる「でんわパック60」がオススメです。

「でんわパック60」は通話料に換算すると6.7円/30秒(= 10円/30秒 * 800/1,200)という安さであるため、格安SIMの無料通話オプションの中ではかなりお得な料金設定となっています。

通話料が高額になりがちであるという格安SIMのデメリットが相当軽減されますので、電話をする機会が多く他社の格安SIMだと通話料金が高額になりがちという人は「でんわパック60」目当てでU-mobileを検討するのも良いかもしれません。

ただ、BIGLOBE SIMが同じく60分の無料通話を月額650円で提供しているので、通話料金の安さだけを見るならBIGLOBE SIMの方がオススメです。

参考 : かけ放題・無料通話オプションがある格安SIM

かけ放題オプションについて

なお、U-mobileには、任意のプランと組み合わせることができるかけ放題オプションは存在しません。

U-mobileのかけ放題である

  1. 10分以内の通話なら月300回まで無料
  2. 3分以内の通話なら月50回まで無料

のどちらかを使いたい場合には、U-mobile SUPER(追加費用なしで1.)またはU-mobile MAX(月500円で2.・アプリ「U-CALL MAX」が必須)のどちらかのプランへ加入する必要があります。

U-CALL MAX
U-CALL MAX
開発元:U-NEXT Co.,Ltd.
無料
posted with アプリーチ

全然関係ありませんが、時間制限・回数制限があるのにかけ放題を名乗っているのはちょっとモヤッとします。

最低利用期間が短い

最低利用期間は大手キャリアでは2年、格安SIMでは1年に設定されていることが多いです。

そんな中、U-mobileの通話SIMのうち以下のプランの最低利用期間はたったの6ヶ月(利用開始月を含む)しかありません。

  • 3GB・5GB
  • ダブルフィックスプラン
  • U-mobile MAX

他社の半分の期間ですので、万が一U-mobileを使いづらいと感じたとしても半年我慢すれば違約金なしで解約できるというのは、大きなメリットだと思います。

また、違約金(解約事務手数料)自体も6,000円と大手キャリアや他社の格安SIMよりも安い金額に設定されているため、どうしても6ヶ月我慢できそうになければ出費覚悟でMNP転出してしまうのも一つの方法ではないでしょうか。

なお、データSIMには最低利用期間や解約事務手数料はありませんので、必要なくなった時点ですぐに解約することが可能です(月額料金は日割りなし)。

上記プラン以外は注意

ただし、以下のプランに関しては最低利用期間が長めに・違約金が高めに設定されていますので注意しましょう。

  • MUSIC SIM : 12ヶ月(6ヶ月以内の解約で9,500円、12ヶ月以内の解約で3,500円)
  • U-mobile PREMIUM : 12ヶ月(12,000円 - 契約月数 * 1,000円)
  • U-mobile SUPER : 24ヶ月(9,500円)

低速通信でも速い

大手キャリアでは3日間制限などにより低速通信状態になると回線速度が128kbpsまで低下してしまいますが、U-mobileでは低速通信状態でも200kbpsとなります。

ものすごく速いというわけではないものの、大手キャリアの約1.5倍の回線速度もの速さをとなります。

従って、テキスト主体のデータ通信であればストレスを感じることなく利用することができ、矛盾した表現ではありますがU-mobileは「低速通信でも速い」と言えます。

Wi-Fiスポットが無料

U-mobile SUPERの加入者以外は、U-NEXT Wi-Fiを無料で使うことができます。

U-NEXT Wi-Fiは全国82,000ヶ所にアクセスポイントを構えていて、鉄道・カフェ・コンビニ・商業施設/デパート・スーパー・レストランなど様々な場所に設置されています。

U-NEXT Wi-Fiのアクセスポイント検索

https://umobile.jp/service/unext_wifi/

上記のアクセスポイント検索でWi-Fiスポットを調べた限りだと、都市部ではWi-Fiスポットの電波に引っかからないで街を歩くのが難しいくらいの数があります。

中でもセブンイレブンとローソンが猛威を奮っているため、この2つのコンビニがあるなら都市部はもちろん地方都市でもWi-Fiスポットを探す際に苦労することはないでしょう。

普段の生活圏の中にアクセスポイントがあれば必ず役に立ちますし、もし自宅・学校・職場に電波が届くようならずっと繋ぎっぱなしにすることで固定回線の代わりに使うこともできてしまいます(使いすぎはダメですが)。

不特定多数が接続できるフリーWi-Fiでもありませんので、セキュリティ的にも安心です。

Androidは以下の専用アプリをインストールして初期設定を済ませておくことで電波が届く範囲内に入ったら自動的にU-NEXT Wi-Fiへ切り替えることができます。

Secured Wi-Fi簡単接続ツール

Secured Wi-Fi簡単接続ツール
無料
posted with アプリーチ

iOSもiPhone(もしくはiPad)の設定させ済ませれば自動で接続できます。

参考 : Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)を使える格安SIM

iPhoneが使える

自分でiPhoneを持ち込めば、U-mobileでもiPhoneを使うことができます。

U-mobileの回線はドコモの回線(U-mobile SUPERとU-mobile Sを除く)なので、

  • ドコモのiPhone(SIMロック解除不要)
  • au・ソフトバンクのiPhone(要SIMロック解除)
  • 最初からSIMフリーのiPhone

を使うことができます。

ドコモの場合はSIMロック解除が不要なので過去に発売された全ての機種を使えます。

au・ソフトバンクはSIMロック解除が必須なので、実質的に6s/6s Plus/7/7Plusの4機種のみの対応となります(2015年5月以前に発売されたiPhoneはSIMロック解除できないため)。

また、U-mobile Sはデータ専用SIMしかありませんが、ソフトバンクのiPhoneであればSIMロック解除が不要なので5・5s・5c・6・6 Plusといった6s以前の機種でも使うことができます。

参考 : 格安SIMでiPhoneを約7万円安く使う方法

運営企業が上場しているので安心

U-mobileは株式会社U-NEXTが運営しています。

  • 設立年月日 : 2009年2月3日
  • 資本金 : 17億7634万円
  • 従業員数 : 407名(平成27年12月31日現在)
  • 上場証券取引所 : 東京証券取引所 市場第一部(証券コード:9418)

比較的新しい企業ではありますが、ラジオの有線放送や無料動画サイトGyaOで有名な株式会社USENから独立した企業ですので、突然現れた素性のよく変わらない怪しい企業というわけではありません。

東証1部に上場済みであることからも企業としての社会的な信頼性は全く問題ありません。

また、株式会社USENから独立する前から長年に渡って動画サイトを手掛けていることからネットワーク等の技術力も十分に備わっています。

従って、格安SIMであるU-mobileに関してもしっかりと運営してくれることを期待できると思います。

デメリット

各プランの癖が強い

U-mobileは特徴的なプランが多いのですが、その反面各プランの癖が強くてイマイチ使いづらいという欠点があります。

データ容量の選択肢が少ない

U-mobileの中の標準的なプランは、

  • データSIM : 1GB・3GB・25GB(MAX)
  • 通話SIM : 3GB・5GB・25GB(MAX)

というデータ容量の設定となっており、選択肢が非常に少ないです。

しかも、データSIMでは5GBを、通話SIMでは1GBを選べないなどの不便があります。

せめて各SIMで1・3・5GBのいずれかを選べるようになっていればまだ良かったのですが、このようなプラン設定にした意図が良く分かりません。

また、各SIMともその後一気に25GB(MAX)まで飛んでしまっており間が開き過ぎです。

25GBという大容量プランを用意するなら、中間層の需要も満たすために7GBや10GB・15GB・20GBなども用意した方が良かったのではないでしょうか。

参考 : 高速通信データ容量別の格安SIM

PREMIUM・MAXは速度制限が怖い

高速データ通信できるデータ容量に制限がないPREMIUM、安価で25GB/月も高速データ通信をできるU-mobile MAXは一見するとお得なプランに見えます。

しかし、後述の通り速度制限がかかる基準が不明確なので、せっかくの無制限や大容量を持て余してしまう可能性があることを思うと怖くて使えません。

U-Mobile MAXは25GB/月という大容量ながら通話SIMでも3,000円未満という格安で使えるというもの凄いアドバンテージがあるのに非常に勿体ないと思います。

参考 : 格安SIMごとの速度制限基準の一覧

従量課金はエキサイトモバイルの方が安い

実際にデータ通信した実績に応じて月額料金が決まるダブルフィックスは、別に安くありませんし、区切りが1GB以下 or 1GB超だけの超適当なプランとなっています。

従量課金制の格安SIMを使いたいなら、

  • 100MB・500MB・1GB・2GB・3GB~の細かい刻み幅で月額料金が決まる
  • しかも、U-mobileよりも安い

という特徴のあるエキサイトモバイルの最適料金プランを使いましょう。

参考 : 段階定額制(従量課金制)プランのある格安SIM

機能の自由度がない

U-mobileの各プランには、

  • MUSIC SIM : 有線放送をスマホで聴ける「スマホでUSEN」を使える
  • U-mobile SUPER : 10分以内の通話が300回まで無料
  • U-mobile MAX : 500円/月で3分以内の通話が50回まで無料のオプションに加入できる
  • 同エンタメプラス : 「スマホでUSEN」と動画サイト「U-NEXT」を使える

といった特徴があり、これらの個々の機能にだけ注目すると悪くない内容であると思えるのですが、いずれの特徴もプランに組み込まれてしまっているため使い勝手が非常に悪くなってしまっています。

現状のようにプランに組み込んでしまうのではなく、スマホでUSEN・U-NEXT・かけ放題をオプションとして独立させて任意のデータ容量のプランと組み合わせることができると自由度が増して良かったのではないかと思います。

例えば、

  • データ容量5GB + スマホでUSEN
  • データ容量1GB + 10分 * 300回のかけ放題
  • データ容量3GB + 3分 * 50回のかけ放題
  • データ容量無制限 + U-NEXT

などのような感じです。

そうすれば様々な要望に応えることができてユーザーの心を掴みやすかったのではないでしょうか。

速度制限の基準が一切不明

U-mobileでは高速通信中に速度制限がかかる旨の表記があります。

しかし、その記述には具体的な基準値や使い方などが一切示されていないため、データ制限がかかるタイミングを予想することが全くできません。

U-mobile よくあるご質問

Q. 速度の制限はありますか?

A. 各プランの容量上限を超えた場合、速度を200kbpsに制限をさせていただきます。
その他の場合でも、ネットワークの状況とご利用状況を勘案し、他のお客様のご利用に影響が出た場合は、一時的に制限をかけさせていただく場合がございます。
制限の内容は一律ではございません、また閾値は公開しておりません。

また、回線が混み合った場合、全てのお客様へ等しく制限をかけさせていただく場合もございます。

http://umobile.jp/support/faq/

回線が込み合った場合の制限は大手キャリア・格安SIM・固定回線などを問わずどこの通信会社でも同じなので仕方ありません。

しかし、それ以外の場合の通信制限に関して他社の格安SIMでは具体的な数値(3日で○GB超など)や行為(P2Pソフトの利用など)を示しているところが多い一方で、U-mobileでは上記の通り一切が不明です。

基準値を明示できなかったとしてもせめて禁止行為として「P2Pソフトの利用」などが掲げられていれば「3日間制限はないけれど、極端な大量データ通信はダメなんだろうな。」などと解釈できるのですが、禁止行為すら明示されていないので、上記の記述の中にある「ネットワークの状況とご利用状況を勘案」が3日間制限を指しているのか、それともP2Pソフトのような非常識な大量データ通信を指しているのか、そういったことすら推測できません。

特に無制限プランや大容量プランでは3日間制限の有無で使い勝手が変わってきますので死活問題です。

従って、速度制限の基準が一切不明である現状において、とてもではありませんが怖くて無制限プランや大容量プランはを使うことができません。

参考 : 格安SIMごとの速度制限基準の一覧

高速通信のON/OFFができない

他社の多くの格安SIM会社で対応している任意のタイミングでの高速通信のON/OFFの切り替えを行えないという欠点もあります。

高速通信のON/OFFができなければ常にデータ容量を消費し続けることになりますし、上記の通り速度制限の基準が一切不明の中でデータ容量を垂れ流しにするのは精神衛生的にも非常によくありません。

例えるなら、速度制限にかかるか・かからないかというギリギリのところを攻め続けるチキンレースに常時参戦しているような状態に陥るからです。

正直なところ、

  • 無制限プランや大容量プランがある
  • 速度制限はかかるが、その基準は謎に包まれている
  • 常に高速通信がONになっている

という組み合わせは最低だと思います。

高速通信のON/OFFが他社の格安SIMでは一般的なところを考えると技術的に難しい設定ではないように思えますので、早急に対応して欲しい事柄の一つだと言えます。

参考 : 高速通信のON/OFFを切り替えられる格安SIM

余ったデータ容量を繰り越しできない

U-mobileでは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)や他社の格安SIMを含めて極めて一般的となっている「余ったデータ容量の翌月への繰り越し」を行うことはできません。

文字通り、当月に使えるデータ容量を当月中に使い切れなかった場合には、全て消滅してしまうという意味です。

携帯電話における「繰り越し」はもともと大手キャリアで無料通話を翌月に繰り越せるようになったのが起源だったと記憶しています。

出てきた当時(いつだったかまでは覚えていません)は画期的過ぎてありがたいと思ったものですが、今では極々当たり前の制度のひとつです。

にも関わらず、U-mobileでは繰り越しができないというのはハッキリ言って異常だと思います。

何を考えてこのような制度設計を思い付いたのか皆目検討が尽きません。

サービスを提供する側としては各ユーザーごとのデータ容量は少ない方が良いというのは分かりますが、他社では当然のように行われている繰り越しができないことによるデメリットの方が遥かに大きいからです。

いずれにしても、U-mobileの評価を下げてしまう大きな原因になっていることには間違いないでしょう。

参考 : 高速通信データ容量を繰り越しできる格安SIM

支払い方法はクレジットカードのみ

支払い方法はクレジットカードのみとなっており、大手キャリアのような口座振替・請求書・インターネットバンキング(Pay-easy)などには一切対応していません。

クレジットカードと同じように使えるデビットカードやVプリカ(プリペイドカード)にも未対応です(デビットカードはダメと明示あり)。

フルタイムで勤めている人なら正規・非正規に関わらず簡単にクレジットカードを発行できる(カードによりますが)ので普通に仕事をしているなら全く問題になることはないと思いますが、専業主婦・学生・自己破産者などは結構厳しいかもしれません。

どうしてもクレジットカードを発行できないときは以下のようなデビットカードで契約できる格安SIMを検討してみましょう。

参考 : クレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM

2018/02/07